2014年1月8日水曜日

MINISTRY "TONIGHT WE MURDER"


 インダストリアルメタルの先駆者(インダストリアルサウンドの、というとまた違うのかしら)、俺たちのMINISTRYのシングルです。"STIGMATA"がA面です。

 1988年[SIRE]よりリリース。なんかミニストリーと言うとプロレスラー御用達のマッチョロックというイメージ、いや、僕個人の偏見がありますが、当初はEBM〜エレポップ路線でした。『THE LAND OF RAPE AND HONEY』(1988年)でスラッシュメタル的なギターサウンドを導入、インダストリアルメタルの先鞭を付けた名作で(後略)。で、このアルバムからシングルカットされたのがこちらでございます。

 ですが、TREVOR JACKSONが『METAL DANCE』で"OVER THE SHOULDER"をピックアップした通り、僕たちがウホウホ言って喜ぶのはボディミュージックということで、注目はB面、(たぶん)アルバム未収の"TONIGHT WE MURDER"になってきます。いやなってくるはずです、よね?

 シンプルなドラムとゴシックなシンセベース、ファズらせたヴォーカルが醸すノワール感が最高です。痩せたギターが絡むEBMファンクです。どちらかというとポストパンク寄りの曲といえそうです。PUBLIC IMAGE LIMITEDの3RDの頭の曲を思い出しました。


 A面も載っけときます↓。こっちもかっこいいんですけどね。


 

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