"Get Down Lover" - The Jon Spencer Blues Explosion(1999)
現在はThe ピーズでも活躍するみったんから学生時代に教えてもらった一曲。歌うというよりは話すようなボーカル、景気の良いラッパ、中盤のドラミングの疾走感。よく考えたらサビが「Yeah」のみであるという事実。音のクールネスとハッタリで一気にかますロックンロールの見本。最高。ブレイクオンスルーの次に好きです。
実は聞いた当初はあまりピンとこなかった気がする。しかし性急なボーカルスタイルが次第にハマり、映像を見て惚れた。その後ブルーズなんかをちょびっと聞く機会があったがなるほどジョンスペのスタイルがロックンロールであることに気付かされる。
ジョンスペの魅力はロックンロールのモダナイズという無理をしている点にある。無理をしているからこそさまざまな要素を飲み込んで無理やり吐き出している。実はヒップホップであり、アレックエンパイアであり、ノイズである。
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