"くちばしにチェリー" - Ego Wrappin(2002)
永瀬正敏『私立探偵 濱マイク』が超絶カッコよかった、たとえばファッションも音楽も映画オマージュも!ジャンルレスなストーリーで、わかりやすさを求めず、たっぷり予算をかけて、ドラマの枠にとらわれない面白さを追求した作品が『私立探偵 濱マイク』ということなのだろう。ボーダーレスに活躍していた永瀬の人脈があり、多少ストーリーがわかりにくくてもOKが出るおおらかな雰囲気が残っていて(ツイッターどころかインターネットも普及していなかった)、ドラマに予算をかけられた時代でもあった。
くちばしにチェリーをピックアップするにつれそういや濱マイクってどんなだっけと。かっけえ...と思いながら見ていたのは覚えているがどんな話だかちっとも覚えていない。なるほどすっきりと脳内フォルダに収められるような作品ではなかったのだ。
この手の音楽のジャンルにはとんと疎いが踊らせる。なんなら『濱マイク』が成立したのもOPがこの曲だったからだろう。我々はかっこいい曲に導かれて、浮かれながらなんだかよくわからないドラマを見ていた。ということはこの曲は脳みそまで踊らせていたか。
菅野よう子"Tank!"も重要だったなとふと思い出させてくれた。アニメが本当に「クール」だった頃の話だ(あとでピックアップすべきだな)。
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