2025年1月1日水曜日

新年明けました2025 1-2025

  大井川に帰省しての年越し。老親には迷惑でしょうが私は気楽でいいし旅情も味わえます。気楽なの自分だけでかみさんは気を使うだろうし子供は退屈だろうしε( ε ˙³˙)з。○º良いのは自分だけなのですが...。

  昨年はどういった反省や目標立てをしているのかとんと覚えておりません。が、戻って確認するのも恥ずかしいので放っておきます。

年末っつったらマンガを買いますよね。

ヒノサカアキ推しとの百合はありえない!』 を拝読しました。大晦日の退屈ならではの大盤振る舞い...などと思っておりましたがとんでもない、おそらく非常に優れたギャグマンガです。Amazonのレビューでも触れらている展開の良さ頭抜けています。おおっとリンクを貼り損じておりました。

 https://read.amazon.com/kp/kshare?asin=B0CZ3FL7FX&id=ul3vgy6bwrgntf7e6avq3owiuq

  百合マンガとして退けるにはあまりに勿体ない面白さです。私は百合マンガ好きですねこれはたぶん。自覚はありませんでしたが。

  過剰なボキャブラリーを絶妙に選択することでで笑いを呼んでいます。俺は「自身が限界オタクになるケース」が想像できませんので好きなものへ存分にコトバを駆使する姿勢を羨ましく思います。

 言葉選びはため息が出るほど秀逸で、作中の「カスみてぇなアダ名付けられてる」とか不意を突かれてハマりました。単語のチョイスとそれを出す演出...展開とかコマの分配が白眉なんだと思います。あらゆるコマに何かオモシロが仕込まれているんじゃないかと思ってしまってからは一コマ一コマに齧りつきました。歳を取ってから集中力が低下しまくっている中、一コマずつ見るのは久しぶりでした。

 セリフの言葉選びがふざけきっていて好感が持てます。ふざけることに執念を感じます。この「ふざけきってやる」という覚悟は作中ずっと途切れません。その点も素晴らしいです。

 また高い画力とくだらない内容とのギャップも笑いを下支えしています。剣崎をして「お顔が天才」と言わしめる柄元(つかもと)は確かに見目麗しく、だからこそ剣崎が自らの尊厳を失うほど彼女を慕うのにも説得力が生まれます。そして説得力があるので度を越した好意を寄せる剣崎と柄元の噛み合わないやりとりが面白くなります。

 キャラ設定のコメントを拝見すると作者は女性のようです。しかし島本和彦や安彦良和のような輪郭線の強弱、あるいは平本アキラのようなタッチを感じて、やたら男臭く感じます。迫力があります(そしてこの迫力もギャップを生んでまた面白い)。

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