2012年8月1日水曜日

SIX CUPS OF REBEL 『ARP SHE SAID』



先日掲載いたしました「LINDSTROM 『SIX CUPS OF REBEL』」にて、そのタイトルの元になったLINDSTROMの別名義が町田のディスクユニオンにあったので購入してきました。

リリースは2005年、自信のレーベル[FEEDELITY]より。

 試聴。
JUNO DOWNLOADに行ってしまいますが、試聴には問題なし。


A1シンプルでオールドスクーリーなエレクトロファンク・ビートに浮遊感のあるメロディが乗っかる。
A2は生音ちっくなパーカッションのミッドテンポ・ブギー。 ねっとりと仕上がったトラック。ブレイクで差し込まれる軽いギターがわかってらっしゃる。
A面は地味。佳作。でも実際はこういうのがフロアで重宝されるかもしれません。ド派手な曲ばかりがつんがつん入れようとする己のDJっぷりを反省します。

タイトルトラックでもあるB1はアコースティックギターのサウンドでしっぽりと入って次第に音数を増やすバレアリックなスローモーチューン。哀愁が漂うメロディと独特の浮遊感がナイスな佳曲。ギター、キーボード、グロッケンシュピールなどがからみます。
B2はスローなエレクトロ・ディスコ。この辺のピッチになると途端に「あれ、これ45回転か!?」などと不安になります。B1のギターの音とか普通だったから33回転でいいはず。。。ヴィラロボス『ALCACHOFA』の例もあるので油断なりません。カットアップされた鍵盤や電子音がおとなしめながらマッドに鳴ります。

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