2012年12月12日水曜日

RIDE / LEAVE THEM ALL BEHIND

 最近はティファールのすぐ沸くポットばかり使っておりこいつの出番がめっきり減っておりました。恨めしそうに僕を見るので使ってやりました。こいつを使い始めたのはいつだろう、高校時代か?下手したら中学?10年選手、それ以上のベテランです。
 こいつで『ホットポー』を溶いて飲むのが好きでした。ポカリスエットをお湯で溶くようなものでしたが、懐かしいです。

 一人暮らし時代は何度もこれの電源コードを無くし、まあそのおかげでもったともいえるのですが、身近なんだけど疎遠な奴です、そういえば。恨めしそうに見られる筋合いが無い。

 今回はシューゲイザーです。もしかしたら一度書いているかもしれませんが気にしません。
 1992年に1STアルバムと2NDアルバムの合間にリリースされた12インチ。プロデュースはALAN MOULDER。レーベルは言わずと知れた[CREATION]。
 この辺は殆どスルーしてきて、後追いで買っているため知識が乏しいです。ゆえにグーグルでちんたら調べながらこれを書いているのですが、UKオリジナルはあこぎな値段で販売されているのですね。僕がもっているのはフランス盤だったはず。¥1000しなかったはず。

 A1“LEAVE THEM ALL BEHIND”は轟音ギターのレイヤーに90年代UK丸だしのベースラインとメリハリの効いたドラムが織りなすサイケデリック・チューン。シューゲイザーとサイケデリック・ロックって僕の中では「遠いもの」なのですが、イントロのシンセ(キーボード?)のアルペジオから崩れ込むように轟音ギターがスウィートになる瞬間のトリッピーな感覚はサイケデリックの一言。ダルいコーラスが緩やかな昂揚感をもっています。かっこいい。


 A2はとりあえずとばして。

 B面は丸々使った“GRASSHOPPER”。ファズバリバリ。やんちゃでオカズたっぷりなドラミングのインストチューン。個人的な感想になってしまいますが西洋的、「白い」メロディがドライブする、後年のポストロック勢にも絶対影響を与えただろう傑作。ギターの重なりと浮遊感のあるエフェクトがたいへん甘美です。

 このバンドドラムがめちゃくちゃかっこいいですね。

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