2013年12月22日日曜日

年間ベストの季節。

  • 「ここ数年"年間ベスト"を見るたびに「選出数が多すぎない?」と思ってしまいます。BEST100とか、もう選んでないじゃん、と。あれこれも選ぶって、なにも選んでないのと一緒だ。3枚以上はベスト感が薄れます。」


  •  自分のツイートを転載してしまう”自分好き”っぷり。書きたかったにもかかわらず書きあぐねていた事柄で、このツイートを投稿するのにも10分以上かかってしまいました。その甲斐があって自分が感じていた違和感が前景化できました。

  •  BEST100のいくらかは替えが利きます。そんなノミネートだったら誰でも出来ます。選ぶことのリスク—選ばないことを”漏れている/見逃している”と思われてしまう、隙だらけの音楽ジャーナリズムだと思われてしまうこと—を回避しているだけなのではないでしょうか。だから、面白くない。

 ひとつでも多くの音楽を紹介したいという熱意は評価すべきなのでしょう。けれどもそれは貧乏臭いし、”量で押す”のがいかにも前時代的、男性的でついうんざりしてしまいます。情報量ならいくらでも水増しできる時代だからこそ、それらを蕩尽して、質の高いものを紹介するほうがかっこいいと思います。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿