2013年12月21日土曜日

昨夜の日記が微妙に続いた。

 昨日、老いによる感覚のズレのようなものを書こうとしましたが、それには至らず、といたところでした。今日(日付変わって昨日)の朝に為末大(@daijapan)さんのツイートにぼくが書こうとしたことと共通するものを感じ、掲載しておくことにしました。

 ぼくと彼とは経歴、業績は全く異なるので比較するのも申し訳なく思いますが、同世代です。もしかしたら為末さんもおっさんになったな、と感じていらっしゃるのかもしれません。

 この年代になると、思春期とはまた異なった形でカラダとアタマとココロのバランスが崩れるのかもしれません。

 ますます"ちゃんとした老いぼれにならなければ"という思いが強くなりました。

以下、引用。

為末 大 ‏@daijapan
おはようございます。今日は【失われたセンス】について
最近トップアスリートに教える機会があって、ハードルを説明したのだけれど、なんとなく99%ぐらいしか伝えられなかったと感じた。昔は動きを見ていて骨の動きまで見えるようだったのが、それがもっとぼんやりとしか見えなくなっていた。
それから昔この人すごいなと思っていた人のアイデアがふとほんのわずかだけずれているように感じる事があった。なんというかあんなにかっこいいと思っていた服が5年後にはちょっとずれて見えるような瞬間。
僕の友達がエンジニアだったのだけれど、自分よりすごい若者達が出てくるのを見て、このままここにいると危ないと思い、彼らをマネジメントする側にまわったという話をしてくれた。能力が衰えてしまった時、すごい存在が出てきた時、どうするか。
プログラミングの世界は早く始めるほど有利だそうで、だとしたら後発の世代の方が強いと思う。言語もあと20年くらいしたらネイティブのバイリンガルなんて山ほど出てくる。一方で30歳から新しい言語を学んでも少なくとも同時通訳をできるのは難しい。
最も恐ろしいのは自分が失った能力に気づかずにまだあると思い込んで戦略を立ててしまう事。特に実績や地位があると周囲があなたの能力は衰えたと教えてくれないし、本人も受け入れられない。それが衰退を招く。現役時代よく失敗した。
【終わり】負けている事、衰えている事に気づかなくて、全体が滅びていく。


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