土曜日にY氏を訪ね川口へ行ってきました。
今回以前の職場の先輩であるEさんとご一緒しました。Y氏(年下)も元同僚です。人の名をアルファベットで表すと星新一みたいでいいですね。ワイ氏。
今回の集まりは題して「レコード鍋」。各自レコードを持ち寄りそれを聴きながら酒を飲むという直球の道楽企画です。
川口駅でEさんと合流し、少し話をしました。そこで彼の今後の計画を伺いました。Eさんは職場でもアイディアマン(死語?)でしたが相変わらず面白いことを考えていました。
ここで彼のプランを明かしていいか判然としないので詳細は省きますが、面白そうな思いつきを実際にカタチにしていく道程を考えていることに特に感心しました。それは僕にとってとても難しいことだからです。
スーパーでビールを買いレコード鍋がスタート。
思った以上にスイートな時間でした。
僕の以前の職場は僕が勤めていた池袋やほかに渋谷、新宿などに店舗があり各店舗で内輪の雰囲気が異なります。
川口へ行く前に新宿の店舗に立ち寄って先輩に挨拶しに行きましたが、池袋のマニア気質な伝統を羨ましがられました。
レコード鍋の旨をその先輩に伝えたところ「池袋はそういう伝統があっていいよね」とのこと。因みにその先輩は最近USBでDJをしたそうです。ストレスは全くなかったらしいです(余談)。
そんなマニア気質の池袋連中のスイートな集会ではJBLのスピーカーがいい仕事をしました。僕はいまだに小さいミニコンポから音を出しているますが改めてスピーカーに魅力を感じる機会となりました。
別の知り合いがスピーカー購入を検討する際に「やはり一回一回のリスニング体験が変わってくる」と呟いていて、僕はその言葉が好きなのですが、確かにショボいミニコンポとイカしたJBLでは体験の質が大きく異なってきます。
Eさんが持ってきたライブラリっぽいアルバムがあり、曲ごとに音質がずいぶん異なっていました。それもスピーカーがあって気付くことです。しかしながらこもった音質も、それはそれで愛らしいものがあり、新たな発見となりました。
その日に聴いた中でこれが良かった。ヴィブラフォン奏者デイヴ・パイクの『オン・ア・ジェントル・ノート』。
「優雅でいることが最大の復讐である」という言葉があったと思います。まあ、復讐でなくていいんだけど、タフな日々を過ごしていても優雅であることを忘れてはいかんなと改めて感じました。
そういえば会の後半に元上司の方も見えられました。スイートな空気にすっかり魅了されていましたが、よく考えたらなかなかないことです。
こういうエレガントな時間には勉強するなど考えるだけ野暮ってもんです。いや、よかったな〜。
予定では持ち回りにするとのこと。スピーカーを買えるように頑張ろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿