2017年3月29日水曜日

LOVIN' MIGHTY FIRE: NIPPON FUNK * SOUL * DISCO 1973-1983



逆輸入国産ディスコ編集盤。

これまで「和物」に漂うスノッブ臭が嫌で手をつけていない分野だった。

ですが最近はなんとなく好んでいる気がする。新鮮。SUKEBEによる和物リエディットもあったり。それと「日本人が発信せねば!」という謎の使命感。加齢のせいかしら。

夏木マリ"裏切り"は上記のSUKEBEもリエディット。なんか海外では定番化してそう。ほか、ピンクレディー、浅野ゆう子、大橋純子、平尾昌晃、細野晴臣etc.

一通り聞いてまー驚いた。踊ろいた。かっこいい。「和物なんて無理した珍味趣味でしょ」などと思っていたが単純にクールだ。
きちんと国際水準というか、これで海外に打って出ていたらそれなりの結果が出ていたのでは、と思うが当時はそんなこと全く考えてなかったんだろう。それが辺境の思考なのだ(余談)。

特に冒頭りりィ"バイバイセッションバンド"は鳥肌がおっ立つ。これが1973年。まだヒップホップを通過していないのにこのタイトなドラム!(...ヒップホップがこういう音を参照したんだろうけど)。少し調べるとムロさんが紹介しているそうでさすがキングっす。


それと聴き馴染みの良さが際立つ。いわゆるポップネス以上の人懐っこさがあって、これは自分自身が日本人であることも関係しているはずだ。フレーズが耳によく残る。

思った以上に満足した一枚だった。

...どんどん文章書けなくなってるわ…

0 件のコメント:

コメントを投稿