安室ちゃんが引退するそうな。2006-7年くらいからの音楽性の深化は目を見張るものがありました。大して好きでもないのに何曲かは歌メロがでてくるのでそれだけ国民的な歌手だったと思います。
以前読んだ本に「安室奈美恵はヘヴィな半生を送ってる割にそのことを語らない」みたいなことが書かれていました。
今後語られる機会はあるのでしょうか。
また近頃水原希子さんの国籍や出自にかんしてあれやこれやタイムラインが賑やかです。日本風の芸名つけなくてもいいんじゃないか、とか。
こうした問題に一家言が"ない"連中があれこれ書き込み、話題は少しずつズレ、またこれを機にヘイターをヘイトする文句が飛び交う有様です。話題がヒートアップしたのは山本一郎さんの発言に起因します。山本さんは軽く炎上を誘ってバズらせるのが得意なのですが思わぬ誘爆を招いた感じです。山本さんは否定しそうですが、まあ、すべったよね。
すべったっていうのは「知の汎用性がなかった」ということになるのかなと思います。僕はいっぱい本を読んでいそうな人のツイートを読むのが好きなんですが、彼らの多くは自分の知性には汎用性があると思っているフシがあります。
僕の好きな岡田斗司夫はダイエットに成功して自分の知識はダイエットにも応用できることを知りました。以降、ニコ生で様々な事柄を解説しているのですが、ツイッター公開読書以外のあらゆることの的を外しています。本の読み方、マンガの読み方、映画の見方なんかはほんと面白いんだけどそのセンスはわりと限定的なんですよね。多くの社会問題の解説にはその面白さがありません。
山本さんにしても日本の差別問題に関しては門外漢なんだけど「俺の鋭い知性」で切り込めると勘違いしたんだと思います。
それに反論(便乗)している人々も特殊な知性でもって応じているのが今の僕のタイムラインです。
いやまあ、沈黙は金ていうのはわりと含蓄がある言葉なんだと思います。知らなかったら黙っておこうぜ。
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