パイクスホテルで行われているらしい『マーキュリー・ライジング』のコンピがリリースされました。
円熟味のある美しい選曲、ではありますがちと小綺麗にまとまりすぎている感もあります。僕がハーヴィに期待しているのが「テッキーなトラックの後ろから不穏なギターの音がぶっ込まれる」とか、"CAPTAIN STARLIGHT"のヴァイオリンのイントロでこれから何が始まるか予想がつかないあの感じであるため、今回のコンピレーションに物足りなさを感じているのだと思います。だから作品内容に問題はありません(おそらく)。
作品はいずれ感想を書きたいと思っていますがいつになることやら自分でもわかりません。
ライナーノーツに記載されていた『MAD DOG CHRONICLES』を聴いてみたいと思って少々検索。いい感じにプレミアがついています。
で、これと『SONIC DISCO 3』がおそらく同一の内容なんですね。
はい、これが今回の小ネタでした。
discogsで『MAD DOG~』のバージョンを見るとそこに『SONIC 3』が掲載されています。最初はなんのこっちゃと思いましたが双方のトラックリストを検索して納得しました。まんまコピーとか流石にダメだろキングビスケット(ソニックディスコ出してるレーベル)。
『SONIC 3』に関してはdiscogs内では取り扱いを禁じているようです。discogs取り扱い禁止なんて初めて見たので、その"ダメさ"は相当なものだと思われます。手に入りづらいアイテムでしかも再発の目処が立たないから致し方なく、という気持ちはありがたいんですけどね。
ちなみにAmazonだと中古が出てました。『MAD DOG~』も『SARCASTIC STUDY MASTERS』みたいに再発されるといいですね。
なんでわりと面白味に欠ける小ネタを書いたかと申しますと、日本語による指摘がなかったからです。知っている人もけっこういるだろうに。
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