2018年10月24日水曜日

雑記20181024:阿波踊りは赤字に

阿波踊り、イメージ悪化で客離れ 2900万円赤字へ
「赤字体質からの脱却を目指して市が主催する新体制で臨んだ」
 市と踊り手の団体との対立がクローズアップされておりましたこのニュース。赤字。その揉めっぷりがチケットの売り上げに影響したようです。


 "祭り"で黒字を出そうという根性が気に食わないところではあります。徹底的な散財の場ではないでしょうか。

 いっぽうで貴重な文化でありそれを維持してくためには赤字体質ではいけない、というのもわからないではないです。人口減少の昨今において将来にわたって持続可能にするためには阿波踊りというパーティそのもので儲けないといけない。
 僕がイベントをやっていた時は完全に持ち出しでした。ごくごく小規模でかつ不定期であるならばそれで構いませんが、毎月ゲストDJを招いていたらそういう訳にも行かなかっただろうな、と思います。

 この"持続可能"という価値観が、踊り手の団体にはあまり伝わっていない気がします。
 伝統ある文化事業に出費はつきものという考え(これ自体は間違っていません)にあぐらをかいてしまっているのではないでしょうか。単なる祭りならばパーッとやって良い。継承すべき文化ならば残す努力をしなければならない。その綱引きですね。

 あとは散財にかこつけてカネを掠め取っている輩が、もしかしたらいたのかなと憶測。

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