2020年11月23日月曜日

 そういやこないだ同い年の人と話をして、僕とずいぶん考えが違っていて驚いた。自分はいつの間にか厭世家になっていたようだ。

だって、生きていたくないでしょ、そもそも。

やっぱ体を動かす趣味があると違う気がするな。体が動かなくなると楽しさを失う気がするから若々しくありたいと願う。こちとらとっとと動かなくなりたいってのに。

正直なところ自分はだいたい世間の中間にいるだろうと思っていた。僕が考えていることと世間の平均値にそこまで大きな誤差がないと思っていたのだ。それなのに若くありたいとか長生きしたいとか、世の40がらみはそんなに未練がましい奴ばかりなのかね。死のうよ。でも死ぬのがすんごい大変そうだからいやいや生きていくのよ。

で、死ねないのならせめて死ぬまでは居心地良く過ごしたい。それが四十路の政治思想の根幹を為して然るべき。悪く言えば「あいつら気楽でいいよな」と若い連中を(いい意味で)腐すのがおっさんの役目でしょうに。

上段は書いていて思いついた。ほぼほぼ自動筆記。"やな奴、にも関わらずかっこいい"。これが理想のおっさん像である。

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