2020年12月23日水曜日

 今年の変化といえばマスクの一般化だろう。色の付いたマスクは輩かK-POPのアーティストくらいだったが、それも昔。白いマスク以外を着用していても痛くなくなった。


汚れが目立たない、というのもあるだろう。またcovid-19第一波の際にマスクが不足し、手作りのマスクを作ることが暗に奨励されたのもその一因かもしれない。思い返せば随分泣ける話だ。


マスクが嫌いな僕でさえ着用を余儀なくされている。社会的な同調圧力とでもいうべきか。実際のところ第一波の時よりも感染者数は増えている。神奈川でも一日あたりの感染者数は400に迫るいきおいだ。感染防止にマスク着用がある程度効果的なのでこれを同調圧力と断じるのは少し乱暴かもしれない。


という形でニューノーマルとやらは浸透を深めている。


来年になればマスクの着用などはるか以前から一般的だったというイメージが醸成されてしまうかもしれない。今までは花粉症とか風邪っぴきくらいしかつけていなかったんだぞ、と一応ここで書いておこう。あとはすっぴんの時とか。


で、このニューノーマルは欺瞞に満ちていると思う。思った以上にすんなり受け入れてしまった感はあるけど、個人の生活様式にあれこれ注文をつけるのは異常だ。個人の生活様式の変容などに頼っている今の防疫政策は無策に近い。


いやまあ、なんせ初めてのことなんで後手に回るのはわかるんだけど。Googleの予測を上回る感染増加ペースの最中、この文章を書く。

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