2021年2月16日火曜日

 これを書いている時点でモリキロウ氏の後任はまだ決まっていない。「ここは女性でしょ」という意見もあるが、女性ありきという決め方、考え方自体も女性差別の延長線上にある気がするがどうなのだろう。

 オヤジになり、酒を飲んでツイッターで保守系(?)にからむのが日課になるという、わりと最悪な加齢を進めている。こないだもモリ氏の発言それ自体は別段おかしくない、解釈の仕方次第だという発言を見、「えぇ...」と思わずからんでしまった。組織委の女性はわきまえてる、ってどういう解釈よとからんでしまったが、言葉通り捉えればやはりおかしくなく、「その発言は問題だ」と捉えたがる人間がいることは知っていると返答された。

 これはあかんと思い「おっしゃる通りですね」と早々にに切り上げた。僕のおっしゃる通りですねは皮肉と失望と冷笑を盛り込んでいるが彼にしてみれば別段問題は無いということになる。

 世界中の人間が悪意を持って発言を歪曲しようとしている、という考え方に疑問を持たない不思議を味わった。発言に問題がなかったらIOCが「解決した」という発言を撤回したりしないよ。発言を聞いて取り巻きが笑ってんじゃん。...とか言うと笑っているのを"モリの笑えないジョークに付き合っている"という解釈こそ恣意的だとか言われそうだ。まあたぶん思考テスト、論理テストみたいなことを試していたんだろう(むしろそう信じたい)。

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