お隣の東京では緊急事態が発出された今日、僕は家族を連れて中津川の河川敷に行った。BBQ予行演習だ。

到着するとフジテレビ報道という腕章をつけた男がいた。あとで見たら男たちはゴミを拾い集めていたが、良い画は撮れただろうか。足立ナンバーのカムリ(緑ナンバー)が止まっていた。

緊急事態宣言は次第に形骸化の度合いを強めているようだ。今もなお責任の所在を市民に向けている。相変わらず"要請"で規制や禁止ではない。営業規制や営業禁止といえば本気度が伝わって来そうなものだが、どうなのだろう。

政治の動きとしては参院補選が長野、北海道、広島で行われた。長野と北海道では野党候補が当選した。現時点では広島は分からない。また、安倍晋三氏の再登板への言及がしばしば見かけられるようになった。これはまだ噂、願望のレベルだが、安倍氏への期待が起こってしまうほど現状は酷いということだ。

安倍氏が再登場して五輪中止へ向けて動けば、支持率が上がりそうだ。今、「何としても五輪」として、緊急事態も五輪ありきのスケジューリングだ。もうやる前から五輪に飽きてきたが政府や五輪組織委は五輪開催を見直さない。これは強い意思でなくきわめて弱い意思の表れだ。つまり、「五輪を中止するという決定を下したくない」という強烈に消極的(笑)な意思によって五輪開催の日程が進行している。

もしこれを現実的に止めるとすれば、安倍氏再登場が契機になるかもしれない。