"Crushed Bones" - Why?(2005)
Why?と名乗るヨニ・ウルフによる奇妙な遍歴を辿るロックンロール。ルーツはヒップホップなのだ。
胸を締め付けるようなロマンティックなメロディと訳のわからないことを歌っているのに(直訳を検索したが本当に訳がわからん)切ないヴォーカルは美しき「若き時代」の完璧な描写に他ならない。ヒップホップが妙な派生の仕方をしたこの時代、ノーバディはサイケデリックロックに接近し、ワイ?はインディポップを見事に蘇らせた。
ヒップホップの奇妙な発展は、時代を越えなかった感がある。あるいは既に別のスタイルに変化しているのかもしれない。ということで我々世代は"クラッシュド・ボーンズ"を後世に伝える義務を負っている。
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