2023年5月7日日曜日

コロナお気持ち野郎、一応の終焉。

<死者700万人、コロナ緊急事態終了...「本当の終…コラム1 2 3 Next木村正人欧州インサイドReport死者700万人、コロナ緊急事態終了...「本当の終息は、次のパンデミックが始まった時」の意味>

人類は常にウイルスと共存していかなければならない宿命を背負わされている。 当初、多くの人がこれを受け入れようとはしなかったものの、20年初頭から疫学者には分かっていた

日本はコロナの感染症法上の位置づけについて今月8日に季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行する

 私がコヴィッド・ナインティーン下での市民の気持ちの変化をスケッチすることに飽きたため、世界保健機関が緊急事態の終了を宣言した。

 安倍、菅、岸田政権は劇的なロックダウンを行うことなく、市民に「お願い」をし続ける形で新型ウィルスに対応した。結果的には経済的な損失は抑えられた。成功と言って良いと思う。

 不謹慎ではあるがロックダウンというやつを経験してみたかった。一歩も外を出るなっていうんでしょう、緊張感がありそうだ。会社が休みになるとか、テレワークも無縁だった。ていうかテレワークできる仕事って、基本的に不要じゃないか。

 経済活動が縮小方向に行くなか株価が上昇したのはグロテスクだった。息子は小学校入学以来マスクを着用していたので外すのが大変そうだ。マスクと言えば、マスクが品薄になった際には布でお手製のマスクを作る、なんてこともあった。もちろん私は縫えないが。パートさんたちは可愛らしいマスクを拵えていた。正直、ひもじくて泣けた。必要な時にマスクを調達することさえできない政府だった。

 そういえば故安倍晋三首相はマスクを配った。このおかげで転売屋が抑えていたマスクが市場に吐き出し、価格が安定した。と主張する向きがSNSにいるが私はこれには懐疑的だ。おそらくマスク調達の目処がたったという情報が出たのだろう。政府が配布したマスクはむしろ駆け込み公金チューチュー(使い方合ってるか?)の側面が強い。不織布マスクが流通する前にひと稼ぎときたもんだ。

 また同じことを書くが私が一番驚いたことは「絶対に立ち止まれないシステムの上に我々は生きている」という点だ。資本主義経済。いやま結果的には止めなくてよかったんだけど。得体の知れないウイルスが跋扈していたらまずは身も守る。守りに入る。はずなんだけどそうはならなかった。「ちょ、ちょっといっかい止めましょう。立ち止まって対策を考えましょう」の方がとても自然だと思う。経済活動は止められないのだ。これが地味に衝撃的だった。ほんと死ぬまで、いや死んでも働かされるんだろう。

  あとはなんだろう。SNSは荒んだな(笑)。これも"コロナ鬱"の一種かも知れない。タイムラインがどんどんギスギスしてきましたよ。実際のところコヴィッド・ナインティーンのプレッシャーを市民の多くが負っていたのだ。などと考えると最近のジェンダー論の明らかな混乱はコロナパニックの影響を受けているのかも知れない。

 このつまらない文章もインターネットを介して公開しているので説得力に問題があるが、今後はインターネットは不可欠になる。重要だとか不可欠だとか、そんな意識をしないレベルまで浸透する。だからこそ「インターネットではない」もより重要になる。そんな気がしてならない。

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