2023年5月4日木曜日

 平塚の大神に新しいショッピングモールがオープンしたのは4/28だった。4/25から小規模に始めていたらしい。

夜になったら空いているだろうと早速出向いた。無印、ユニクロ、カルディなしの攻めのラインナップだ。


座る場所が多くて助かる。散歩の延長線上にショッピングがあるような雰囲気。ダイレクトに消費を喚起するのはダサくなったのかもしれない。なんとなーくふんわり穏やかに、マイルドな消費促進とでもいえば良いのだろうか。何をするではなくその場へ赴いて、ついでに買い物したような気分にさせる。


と書くとのんびりしていて良さそうだが、実はあまりパッとしない。ぼんやりしている。海老名にも平塚にもららぽーとがあって、周辺にも似たような施設がある。我々市民はすっかりショッピングモールに慣れている。ちょっとやそっとじゃリピートしない。フットサルのコートもあるのでいっそそっちをメインにしてもよかった。国内屈指のフットサルスペース。世界大会も招致しちゃうくらいの。で、周辺に店があると。


ショッピングモール周辺はマンションもできるはずなのでそうすると勢いが出るかもしれない。


伊勢原市にはそうした施設が一向にできず、倉庫ばかりできる。きっと数年後にはできるはずだ。もしそうなったらギャラリーや映画館、書店を集めて欲しい。私が住んでいる周辺でジャズに触れようとしたら、ブックオフしかない。郊外で求められているのは実は「文化のかほり」ではないだろうか。平塚の駅前にはインディ系方面で頑張っているCD屋があったそうだが、今は無い。私の近所にあった文教堂はコミックコーナーのpopが良かったが今はパン屋になっている。郊外はアートとの接点がない。いや本当に。


ギャラリーや美術館を併設したショッピングモールは利益が出るのだろうか。愛じゃ家賃は払えない。無責任に「何とかなる」気がする。「何にカネを使うか」はアイデンティティに直結しているからだ。行くことに価値を感じる場。郊外市民はそういうのに飢えている。


あるいは。伊勢原ショッピングモール()、キャンプ場と併設したら面白い。まー地権のしがらみ等々は一切考えずに妄想してみる。伊勢原大山IC付近ならいけそうな気がする。スーパー銭湯を併設したら?お、ちょっとこれナイスアイデアな気がする。いっぽうでそういう施設ができないのにはなにか理由があるはずとも考える。靴の脱ぎ履きがネックになるか。

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