2025年6月22日日曜日

44-2025 I am ugly and beautiful

 ちょっと前から化粧水を塗っている。洗顔のあとに塗ると心地よい。「塗る」という表現であっているだろうか。

 おっさんになったのだが、シミとかは少ない方がいいよなぁ、とぼんやり思う。ある女性も「歳を食ってもカッコイイやキレイでいた方がいい。自分を好きでいられるから」と仰っていた。名言だと思う。

 水原希子だったか。ルッキズムなんてくだらない旨SNSで発言して燃えた。ルッキズム勝者が言っても説得力がないしルッキズム敗者が言っても僻(ひが)みにしか聞こえない。それがルッキズム。

 つまり限りなく真実に近いのだ。人は外見で人を判断する。

 でだ。ハリウッドが白人以外を意図的にキャスティングしたように、外見重視主義もまた忖度の一要素になり、濫用されて混乱するようになる

 表向きはルッキズムはくだらないという風潮が広まり、その裏で外見重視主義がより苛烈になる。理想を追うために「とことん見下す相手」をこき下ろすようになるんだと思う。

 その時にきったねえおっさんだったりすると言葉通りの意味で燃やされるんじゃないか。

 外見ファシズム(段落ごとにひどい言い方になる)は絶対に進行する。なんだろ、あらゆることが頭打ちの社会で人と優劣をつけるとしたら逆に外見しかなくなるのだ。

 これまでルッキズムが個人に降りかかる圧力はそこまで大きくなかった。いや充分大きいよという反駁を受けそうだが、業界による。だが外見ファシズムはより広範に、深刻に蔓延する。ブスがブサ罵る地獄だ。それに巻き込まれることがないように今から最低限の見た目を守れるよう意識しているのだ。

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