2012年7月30日月曜日

SAN LAURENTINO 『FOR BIDDEN FRUIT』


 45か33か。回転数がわからないときがたまにあって自分が本当に音楽が好きなのか情けなくなります。

ミックスアルバムはじめ、非常に良質なリリースを続ける[LIVE AT ROBERT JOHNSON]より、SAN LAURENTINOのEP。2012年の作品です。SAN LAURENTINOさんは[ELECTRIC MINDS]や[MATHEMATICS]から作品をリリースしているそうです。セルビア出身なのだそうな。

JUNOで試聴。

A1“PLAYMAKER”が透明感のあるウワものが美しいスローモーエレクトログルーヴ。エレクトロニカの影響下にある幻想的な45回転にするとさすがに忙しない感じがしますが、なんとなく行ける気がする。
も少しピッチが上がったタイトルトラックA2。シンセ・キーボードのリフ、アルペジオがこれまた美しく、しかしボトムはわりとタフな仕上がりなのでフロアでも気持ち良さそう。
B1“RAINFOREST HUNTERS”はエレクトロニカとアシッドハウスの出会い。美しい森を思わせる電子音と、ドラッギーなリズムトラックが絡みます。これをかける腕が欲しい。
B2“SOMEWHERE UNDER THE STARS”。これがいちばんフロアライクなのかな。ギターと鉄琴系電子音のメランコリックなメロディ、そこに湿り気が混じった重めのイーブンキックがドライブするという。

北欧系ニューバレアリック、ハンブルクのLAWRENCEに代表されるディープハウス、フロアへ接近するポストエレクトロニカ(これ、私が勝手に提唱してます)などなど、ウェイヴィーなシンセサウンド好きにハマる音です。

0 件のコメント:

コメントを投稿