ディープ・ハウス〜テック・ハウスやその他諸々作品をリリースし続ける、名門[FREERANGE]。そんな名門を主宰するJIMPSTERが2009年からスタートさせたのが[DELUSIONS OF GRANDEUR]。そこの21番が本作。
こちらで試聴できます。
オーストラリアのLEWIE DAYによるプロジェクトがこちら、TORNADO WALLACEです。
あれこれ情報を書き込もうとするとまだるっこくなりますな。
B面にとっておきがあるのですが、A面もまたかっこいいし、使い勝手がよろしい。アシッディなアルペジオからシンセリフが加わりそのままぐいぐい引っ張ります。もさっとした跳ねないキックとシャッフルするハイハットがええ感じにドライヴしております。
そこに単線のシンセが乗っかってライドオン、トび系のSEを混ぜつつコズミックなシンセリフで本番!「ハメる」という言葉がよく似合います。クールなエレクトリック・ブギー・ハウスで、またオールドスクールなレイヴ感も漂っており、4/4好きな人でこれ嫌いな人は少ないと思います。
B1はノルディック・ディスコと相性が良さそうなミッド・ブギー。ヴィンテージ感があるシンセサウンドにボイスサンプルのループが絡み、こちらもビシっとハメてくれます。ボイスサンプルが出てきたあたりからのはっちゃけぶりがグレイト。改めて聞き直しましたが、全然捨て曲じゃなかった。すんませんした。
さて、B2はタイトルトラックのリミックス“VERSION IDJUT”!シーンのパイオニア、IDJUT BOYSによるナイスお仕事。オリジナルのシンセリフにリバーヴをかけて酩酊する序盤(キックが奥に引いてるのが心憎い)。IDJUT BOYSのレーベル[DROID]の作品に通じるドラッギー&ギャラクティックな作品。ハンドクラップみたいな音が加わってからのドスが効いた展開がたまりません。
VERSION IDJUTやで。
実は買った当初はIDJUTリミックス目当てだったにも関わらず、メリハリのきいたA面に心奪われリミックスはピンときませんでした。音楽偏差値が低いとこういうことがあるんですよ。2枚買ってオリジナル-リミックスというミックスもアリ。むしろ推奨。
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