最近ファミマがフォアグラを入れた弁当の発売を中止しました。 いわくフォアグラが残酷な料理だからとのことです。
Facebookでシェアされたリンクの中で、発売中止のニュースを記事タイトルの冒頭にVICTORY! とつけて紹介しているものがありました。残念ながらそのリンクを見失いましいた。よくあるたわけた博愛主義者(たち)のサイトでしょうけど、 見出しの冒頭にビクトリーと入れてしまうセンスというか、"感じ" がキモいです。虫酸が走ります。
たぶん、ネットで更新があった際に記事のケツに"New! "ってつけるのをパロったんだと思います。で、食肉、畜産を肯定する人、というより自分たちに賛同しない人の神経を逆撫でしたいんだと思うのですがいかんせんキ モくて思考が停まりそうです。
たぶん、ネットで更新があった際に記事のケツに"New!
いっぽう、 FBでそのリンクをシェアしていた人はどうかというとまんまと逆撫でさ れてしまっていて、「長い年月をかけて育まれた食文化への冒涜だ」 と息巻いていました。
でもこうした益体のない家畜憐憫にたいして「食文化が云々」と言ってしまうのも既視感たっぷりで頭が良さそうに見えません。
僕はある人がフォアグラ用の鴨の飼育を見て、
例えば、フォアグラの飼育や家畜の屠殺が残酷な行為だ、という意見が広く理解され共感を得たとします。仮にそういうことが起これば、
それはそんなに特殊な話ではありません。
この話題に関していちばん説得力のある回答は「悩み続ける、迷い続ける」だと思います。これもそんなに新鮮な回答ではないのですが。『銀の匙』の序盤からこの話題が出てくるので一読することをお勧めします。この手の話題を口にする人は特に。
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