2014年4月11日金曜日

カネ持ってるヤツを騙して何が悪い、という記事が面白かった。

「金を持っているやつを騙して何が悪い!」マフィア化していく日本人~マスコミのタブー
(岡田斗司夫なう)


面白かったです。「振り込め犯罪結社」の書評など。
 振り込め詐欺は年間被害額が約200億円、振り込め詐欺が一般的になる前の10倍近くになっているのだそうです。
 犯罪グループにカモになる老人の情報を提供する<名簿屋>は地下社会に通じた特別な悪人ではなく、一般企業の"悪どい人間"なのだとか。
 "一般企業"とは、例えば住宅リフォームの業者、遺産相続の法律相談事務所、福祉関係の会社など。その企業に悪どい人間がいれば老人から受けた相談など詳細な情報が犯罪組織に流れてしまうという、怖いったらありゃしない有様です。

僕はこの本を読んで、地下経済という表現は、変なのかもしれないけど、普通の人たちが「大学を出ても、就職しにくい」と言っていたり、最近の若者の就職率の低さや正規労働の低さ、派遣率の高さみたいなものが、最終的に国を危うくしていって、徐々に日本国民全体が、マフィア化していくという予兆を感じて、少しゾクッとしたんだ。


ところが日本のマスコミは、この今起きていることを報道してしまうと、日本国民自体が、日本国民の敵になるという話になってしまうから、このことを報道できないんだよね。

 結果、報道の表現としては「暴力団の資金源」だとか、そういった分かりやすい話、というよりは納得できる、受け止めることが出来る話に落ち着くのだそうです。

 悪いことをして外からカネをふんだくってきて、ファミリーには手厚いという日本人のマフィア化が始まっているのではないか、実際犯罪組織は知人友人には親切なんだそうです。

 かなり興味深い内容でした。

 岡田斗司夫はものの考え方が面白いのでチェックすると脳みそが動く感じがします。ただ、現在は何度目かのピークを過ぎたところなので少し前の動画などを見るのがオススメです。「国民スナフキン論」とか、キレキレ。

 (要約をさらに短くしたので変な文章で申し訳ありません。ニュースソースとしてリンクを提示するのは必要なことですがだからといってリンクに飛んで記事を読むかというと、めんどい。僕はリンク先まで行かないので、リンク貼るだけというのはいかんと思ったので書きました。余談。)

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