2014年4月28日月曜日

結婚式の二次会、『町天』、常夜鍋など

結婚式の二次会行った。

26日(土)に以前在籍した職場の先輩の結婚式の二次会に行ってきました。久しぶりに会う面々もおり、懐かしさと楽しさに溢れておりました。その後池袋に移動して"俺たちの"大都会で6000円の豪遊としけこみました。同席した先輩、後輩には失礼な物言いもして少し悪かったなとは思いましたが、楽しかったです。

ブログ史上最高のアクセス

先日為末さんの著書の感想をここに書きました所、かなりのアクセスがありました。普段のPV数は「二桁行くかどうか」という非常に可愛らしいブログですがこの記事に関しては普段の20-30倍でした。

 さすが『諦める力』。そして普段書いているジャンルの音楽の日陰っぷり。これからも静々と書いていきます。

常夜鍋

いまだに読み方がわかりません。"じょうやなべ"?
具は豚バラのスライスとほうれん草。それをおろしポン酢で頂きます。この話をすると、必ず「あとキノコとか入れてもいいよね」と言われますが、この鍋に関してはそれは間違っています。豚肉とほうれん草のハーモニーのみを味わう料理です。
いかにもビールが合いそうですが、むしろ白飯との相性がとても良いです。

『町でうわさの天狗の子』読了

TVブロスでピックアップされて話題になった岩本ナオ『町でうわさの天狗の子』を読み終えました。ほんわかした絵柄とは裏腹に伏線が随所に張られているのでまとめ読みがよいようです。
天狗の子に生まれた女の子が主人公の、ゆるふわ青春ラブコメ。
終盤は画風とストーリーの噛み合なさが少しもどかしいです。おどろおどろしいはずの天狗道の描写さえ可愛らしくなってしまっています。しかし逆に作者が自分の畑ではない描写を敢えて選択したことに凄みというか強い意志を感じたりもします。

(以下ストーリーより妄想など。ドラッグで読んでください)
おっさんが書くと気持ち悪いですが、、、、
ラストのモミジがへこむシーンに関して、「モミジが好きだったのは瞬か?秋姫か?」という話題がネットにありました。「"紅葉は秋(=秋姫)に赤く染まる(赤くなる=惚れる)"→モミジが好きだったのは秋姫」とか、上手いこと言うなーと思いましたよ。アイススケートのシーンなどからそう推測するのは可能です。百合展開って、いいよな。
ぼくはモミジは二人のどちらかに恋愛感情を抱いていたわけではないと思います。それよりも三人の関係の変化が寂しかったのだと思います。自分(モミジ)と、"秋姫と瞬"の関係に階層が生まれ二人の関係に以前のように関与できなくなることが寂しいのではないかと思います。
で、二人のことを100%祝福できない自分が嫌で、それでへこんでいたんじゃないかな、などと。
「関係が変化することを恐れる」のはずっと主人公秋姫の役割でした。天狗にはなりたくないけど家族関係には満足している。天狗の父も嫌いではないし(幼少時は嫌だったみたいだけど)、瞬のことも眷属のことも、友人のことも好き。山を代表する「太郎坊」は煩わしくもあるけど、そこに収まっている状態が揺らぐことも望んではいない。
作中、モミジは感情がヴィヴィッドに表れることはほぼありません。秋姫は「天狗女子としてはリア充」のモミジへの劣等感さえ抱いています。だがそんなモミジにも秋姫と似たような感情の揺らぎがあることがラストに描かれていて、単純なハッピーエンド以上の余韻を残します。
やはりとてもいい作品ですね。

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