2014年4月30日水曜日

ブログは質より量というは正しい。にもかかわらずそれには腹が立つ

僕が参加しているSNSの「市民」の方の投稿がgunosy朝刊にありました。あのグノシーですから、すごいことです。
・与沢翼氏の破産を知り「ほれ、見たことか」と思うのは案外正しい - 斜め45度からの理説
http://fukaihanashi.hatenablog.com/entry/2014/04/28/183326
・秒速で一億くらい稼ぐ与沢さんが破産して、その理由はね、という記事です。
予想している以上のことは書かれていなくてあんまり面白くないので読まなくて大丈夫です。
"以前から彼の破綻は予期できていた"という後出しじゃんけんな語り口がダサいです。「そんなこと今ならいくらでも言える」のです。
せめて「与沢氏は必ず復活する! なぜなら…」という切り口ならまだ良かったのでしょうけど、「四月下旬に雨が降ることは過去のデータから予期していた」と今日書いているようなもので、「どこにも転がっていない理論や方法論を語ります」はさすがにないだろと突っ込まれても仕方がありません。
ついたコメントが辛口なのはここに由来しています。
知り合いではないけど稼ぎはしっかりしていて頭がいいことを知っているので、投稿者がなぜ凡庸なことを後出しというちょうど今いちばんダサいスタイルで書いたのかが理解できませんでした。
(文章はしっかりしていると思うし、見やすいブログになっていると思うから余計に気になるのです。)
あ、与沢翼がホットな単語だからか。なるへそ。
考察のクオリティよりもこのタイミングできっちり記事をリリースすることを重要だと判断したということです。
この考え方は人のことをナメていますが、いっぽうで合理的でもあります。顔も知らない人間の賞賛、非難、同意異議はシェア数に換算したら同価値だという怜悧な判断。やっぱ頭いいわこの人。
ブログは「見られなければないのと同じ」で、それを実践できるはったりと厚顔無恥には憧れますが、それでも僕は吐き出す言葉に誠実であろうと固く思いました。
正直こんなんが広く読まれることが羨ましかったのですが、あれこれ書いたら気が済みました。
僕のブログ、流行んなくていいや。

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