2014年6月12日木曜日

ダンス規制緩和法案提出見送り。これからもじっくり話していきましょう。

●「子供に夜中まで騒ぐことを許すことになる」 ダンス営業緩和法案、提出見送り 自民
 深夜0時を過ぎたクラブの営業や18歳未満の年少者の条件付きでのクラブへの入場など、クラブ営業の規制緩和を求める改正案の今国会への提出が見送られました。
 「ちょっといきなり緩和しすぎじゃない!?」という拒否反応があったそうです。

 んで、こんな記事も↓
●ダンスは健全じゃない…規制緩和反対のダンス団体語る
 記事のタイトルとおりの内容で、ダンスはいかがわしいものだから現行法が妥当、というもの。
 僕が読んでいるツイートやブログだと風営法の改正に肯定的なもの
が多かったので「こんな意見もあるんだー」と思いました。ログインしてないんで記事の続きは読んでませんが、まあ読まなくても大丈夫そうです。

 「男女が組んで踊る以上、常に何か起こる危険があります」なんてむちゃくちゃなことを言っているし、「全ダ連の小川純副会長」の字面を含めての"素材としてのオイシさ(とてもオイシい写真だ)"もあって、ツイッターで記事をシェアしている人たちは小川氏の見解に否定的な意見が多かったです。
 「警察がバックにいないと安心して仕事ができません」なんてあたりもイラっとくる感じでしょうか。

 僕はこのタイミングでこの記事が出たことは良いことだと思います。勉強になった気がする。

 たとえばいわゆる規制緩和が実現するとして、そのための交換条件があるならその条件を飲むと思うんです。結構な程度で。
 「営業するためには『全ダ連』に入ってね」みたいな。まあ、全ダ連に入るくらいなら全然構わないかもしれませんが。騒音規制として実現不可能な数値が設定されたりとか、ありえるんじゃないかと思うんです。
 「法律は改正されたけど、以前より営業しにくくなった」という結末は大いにありえるぞ、ということをこの記事は教えてくれている気がします。

 法改正に向けて署名活動が行われましたが、ちょっと危なっかしい面もありました。一部で「ダンス規制法改正」という文言が使われていた点です。風営法はダンスそのものを規制しているわけではないから、こうした文言を用いた署名が無効になってしまう可能性がありました。
 また上述の"全ダ連・小川純!"の記事に対して「こんな記事を掲載する朝日もダメ」みたいなツイートもありましたが、なんか違うなー、という思いがあります。この記事はダンスに携わる人全てが同じ方向を見ているわけではないということを示す貴重な記事なのに。
 クラブ界隈、わりとポエム化した人も多いので甘言に乗って足下掬われる可能性は十分にあります。
 僕も甘言、好物です。ついころっといってしまう(余談)。
(日本のポエム化は中田英寿から始まった!:http://toyokeizai.net/articles/-/38824

 いずれにせよ踊りたいのに踊ろうと思ったら踊れないっておかしくない?という違和感は確かなものだと思うので、ロビー活動とかも大切でしょうけど「クラブで楽しく遊びたいJAN☆」という理念は見失わないようにしてほしいです。

 この話題が出て暫く経ちますが、まだ土俵が出来たばかりです。じっくりと腰を据えて話し合いを継続されていくと良いなーと思います。

●テクノに合わせてうどんをこねる コシのある謎イベント「テクノうどん」に行って踏んでみた
 「踊ってるんじゃなくてうどんこねてるんですよ」という皮肉もわからんではないです。そして悪ふざけは基本的に嫌いではないですがこれはわりと嫌いです。面白くない。


 そんなことよりプラスティックマン新作かよ!この食欲が失せる感じ、最高だぜ。

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