残業が発生する責任は従業員にではなく適切なマネジメントが行えない経営者にあるという意識が日本人に広まらないと「残業を無くして効率化」という方向には進まないんじゃないかな。いきなり残業代ゼロにしたって大喜びで悪用する経営者が続出するのは火を見るより明らか。
— こなたま(CV:渡辺久美子) (@MyoyoShinnyo) 2014, 5月 30
今日になってすき家のデモで顕在化した人事面でのどうしようもない問題のことを報道していたので、印象に残ったツイートを貼りました。残業は"残業をしている当事者"=下っ端が残業をしないようにしよう!と努力をするものではありません。 彼らを管理している者が「何故下っ端は残業しなければならないのか、どうすればそれは解消されるのか」と問わなければ決して無くなりません。
だいたい管理している者も日々の残業を余儀なくされているから「オレが頑張っているんだからお前らも頑張れ」ということになるのでしょう。あるいは「オレが若いときは〜」というあれです。
僕は前職で「今日から残業NGで」と言われる度に管理者にカジュアルな殺意をおぼえていました。その言葉は残業はこちらがいたずらに残業時間を捻出している、言葉通りの"時間稼ぎをしている"と管理者が思っていない限り生まれません。
もう、従業員のサービス残業が前提条件に入ってしまっている。
前職を同じくした先輩は今は経営者ですが、彼のモットーは「前職とは反対のことをする」とのことです。つまり、労働時間や勤務態度に報酬で応えるということです。
そういやなんですき家が人手不足になったのでしょう。完全に憶測ですが売上前年比をクリアするためだったのではないでしょうか。これは某サブカル学生に人気のお店がそうでして。つまり、新店を出せばそこの売上はまるっと前年の売上よりプラスになるというわけです。
素人からすれば「新店の売上があったってその分の支出もあるでしょうに」と思うのですが、評価の対象になっているのが売上前年比クリアのみ、なんてことは良くあるわけで。
0 件のコメント:
コメントを投稿