2014年7月6日日曜日

都会の匂い、とか。

 僕は方向音痴がたたって郷里から出て以来、地理を小田急線基準でしか捉えられません。住むところも他路線では考えられず、ずっと小田急沿線に住んでいます。

 小田急線は都心で働く人のベッドタウンとして機能しており、相模大野くらいまではいかにも首都圏の匂いがします。相武台前までは終電が遅いこともあって首都圏にぶら下がっているという印象です。

 匂いとかぶら下がっているとはどういうことなのでしょう。僕はこの辺までは住民が新宿の方向を見ていると捉えています。もちろん例外もあって相武台以西に住んでいて都内に勤務している人も多いと思います。ですが元々の住民でない場合、都内に出る機会が多い人は概ね相模大野くらいまでにその住居を定めるかと思います。

 働いているとけっこう終電の時間というのは気になるもので、あまりに終電が早いと仕事の配分など、業務の具体的な部分に影響を及ぼします。

 いっぽう今僕が住んでいるところは少しその匂いが薄まります。首都圏マナーでいるとやや肩すかしを食うとでも言いましょうか。

 今はその空気感の心地よさを満喫しているところであります。それでいてその気になればそれほど気合いを入れずとも東京に出られる安心感もちょうどいいのかもしれません。

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