2015年8月17日月曜日

平成27年8月14日内閣総理大臣談話について。特になし。

平成27年8月14日内閣総理大臣談話
 僕は全くこの分野に明るくないのですが、鳩山先生の蛮行を見て目が覚めたんじゃないか、なんて憶測しています。すごいよね鳩山先生。本当に友愛を地で行っているつもりなんだろうけど完全に不審な行動ですもんね。
 そういうわけで非常にバランスの良い談話だったと思います。

黒猫亭評論「イデオロギーなんかしらんがな」 ~平成27年8月14日 内閣総理大臣談話評論 ~
 このまとめがわかりやすくてよかったです。
 歴史認識というのは個人の見解の範疇を出ず、そこに国家が関与してしまうと結局どこからか批判は出る。国家が歴史認識に踏み込むべきではなく、その点で安倍内閣は上手い。たとえば慰安婦の問題も明らかに触れているけど、明文化はしていない、など。
 「ごめんなさい」って言わないと「謝罪」と認めないってロジックだと、国際外交のロジックは理解出来ないんだね。
 この辺が「主語が曖昧」などとと批判している人が陥っている落とし穴な気がしますね。まあ、あるところでは全力で揚げ足を取ろうとしている向きがあるのだから主語が曖昧になるのは当たり前でしょうけど。

 文案の言葉の選び方もそうだけど、段落の配置とそれによる文脈の構成とか、テクニカルに見ると「謝罪します」「日本が悪かったです」以上に有意義な話をしているの。それがイデオロギー的な視点で見ると「ヌルい」って感想にしかならないわけ。

 僕は反安倍で強引な法整備には反対なんですけど、それでも今回の談話に文句がありません、というより批判を読む気がしません。それくらい批判側の知性が鈍く、この鈍さは「それほど突っ込みどころがない」ということの証左だと思います。


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