かつて小生が描いたコンピューマさん。 |
コンピューマに関する情報はインターネッツを駆使して各自検索していただくとして、「悪魔の沼」というパーティやミックスアルバムなど始め多方面で活躍しているDJです。一時期、僕が行くパーティ行くパーティでコンピューマさんがプレイしていた、ということがございまいした。違うジャンルなのに。ほんとどこにでも現れます。
コンピューマのDJはほんと面白いです。僕たちが普段音楽を聴くとき、意識的に、あるいは無意識に「FILE UNDER」の影響下にあります。フォルダ分けされていないと音楽を聴くことができません。たとえばジャンル、というフォルダの影響を受けているわけです。
だから僕が氏のミックスを聞いた率直な感想は「どうレコードを買ったらああいう音に出会えるんだろう」でした。もちろん氏自身にも審美眼みたいなフォルダが頭の中にあるのだろうけど、目の付け所がとってもオリジナル。だからどのパーティで聞いても馴染むし浮いてもいる、そんな印象があります。
日本ナイトカルチャーのムー大陸、それがコンピューマなのである!(言ってみた)
またレコードショップのバイヤーとして、日夜我々に不可思議な音楽を提供していますね。
竹久圏と共に完成させた深く這入る電子音響とフィールドレコーディング、浮遊するギターが誘う幻想的な風景、迷い込んだ山の合間に見えるのは空へ伸びるように斜面を登っていく茶畑...
茶畑(えっ)。
はい。今作はお茶問屋さんの周年を記念した作品なんだそう。
今作は、京都の老舗茶屋問屋、宇治香園の創業150年を記念して制作されたもので、COMPUMAが、KIRIHITO、GROUP等の活動で知られるギタリストである盟友 竹久圏と共に、京都府南部の山間の茶園でのフィールド・レコーディングやギター演奏を中心に、エレクトロニクス、加工編集ミックスを施して完成させた、イマジナリーでランドスケープな、茶と茶園たちに捧げられた音のドラマ。
アートワークは、近年、国際的な評価も高まっている画家・五木田智央による書き下ろしと、写真家・塩田正幸の撮り下ろし、鈴木聖のデザインによるもので、今作は、「茶」と「音」と「光」の出会いによる記録ともなっている。
http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8CSOMETHING-quiet-light-shadow-layer-%E3%80%8D/dp/B013JMQFTA
お茶といえば僕の先輩が始めたカフェ・焙煎DISCO茶蔵もお茶をフィーチャーしていますし、お茶とアートのマリアージュはトレンドなのかもしれません。なんというか消費的なOLカルチャーではなく、かつまた茶道に連なる懐古、保守的な喫茶でもない、新たな日本カフェ(サロン)文化、とは言いすぎでしょうか。
んでもう一つ。ピューマさんには申し訳ないが正直こっちの方が楽しみ。
◆「衝撃!! COMPUMA(松永耕一)初の12インチ!!!〜」◆
1976年リリースの「ハワイアン・エレクトロニック/ニューエイジ」HAKUの楽曲をコンピューマが再構築!
いやー、試聴もしないで両方ポチりましたわ。脊髄反射っすわー。
[em RECORDS]の珍味心をくすぐるリリースは毎回楽しみで、個人的になるべく買っとこうと 思えるレーベル。その[em]とコンピューマの組み合わせなんて楽しみすぎでしょう。11月から12月あたりにリリース、とのことなので妄想を膨らませながら待ちたいです。
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