2015年9月9日水曜日

Jazz The New Chapter 3に友人がレビューを書いた他、ミックスで感じたことなど。

 友人のO川くんが『Jazz The New Chapter 3』にレビューを書いたそうで、書いた作品をyoutubeの再生リストにまとめてくれました。



豊かな音楽知識を持っている彼ですから、これからも音楽業界のワイルドサイドを歩いていてほしいです。

 この"Jazz The New Chapter"ってなんじゃいと云う方、いらっしゃいませんか。私がそうです。曰く「21世紀以降のシーンを網羅した世界初のジャズ本」だそうで、ジャズの巨人たちと比較して軽視されがちな新しい才能にフォーカスしたディスクガイドのようです(未読)。
 やっぱり同時代の音楽が一番楽しいはずですから、この視点はとても大切です。

 と こ ろ で 。
店番でい!
 日曜にまた焙煎DISCO茶蔵に行ってしまいました。

 「イベントやらない?」
 「イベントは今できるかわかんないっすねー。DJしたいっす」
 「あいよ」
 みたいな流れで妻子を連れて高円寺へ。

 今回はLPを持って行って、アクースティック〜ほんのりサイケなちんたらチリンセットでのぞみました。

 ◆セットリスト()

 本当言うとセットリスト書いてYOUTUBEのリンク貼って〜、ってやりたいんですけど、「あれ、許諾の問題とかどうだっけ」など思うにつれ断念しました。なーんか◯ャスラックとかどうなってんだっけ、とか。

 以前も別の場で、がっつりセットリスト書いて、その時はたいして深く考えませんでしたが、なんだろう急に不安になってしまいました。ブログは誰かを傷つける覚悟がないと面白くならないと、例によってイケハヤさんのブログで読みまして、ちょっとずれているかもしれませんがこういうのも当てはまるなと感じました。

 あれこれ傷つけまいと気にするとフットワークが俄かに重くなるのは確かです。

 はい。話を戻してちょっとDJの話。



 いわゆる"ゆる系ミックス"の時はかなり適当に、気の向くままレコードをかけていましたが、それだと曲の良さを十分に出せない、と(やっと?)思いました。

・ということで当日かけたレコードを再生リスト化。

 再生順がほぼプレイ順なんですけど、どこかチグハグな印象です。もう少しまとまる再生順があるはず。

 冒頭のティム・ワイスバーク(TIM WEISBERG)は知ってほしい/教えたいという思いがあったのでとっととかけました。そういうのがダメなのかな...。

 この時はリズムがはっきりしているもの、ドラム、パーカッションが鳴っているものを
なるべく選びました。
 静かな曲=落ち着いた曲、では必ずしもないわけです。ドローンアンビエントとか、ノンビートなのに緊張感を齎(もたら)すものが少なくないですし。
 『RAVEDEATH 1972』とかよ(おっとティム・ヘッカーの悪口はそこまでだ)。


 僕は「曲の方向性がはっきりしている/曖昧」という言い方をします。ドラムがあり、かつシンプルだと「曲が始まって、そして終わる」感じがイメージしやすくて、聞きやすいと思います。曲の方向性が曖昧だとリスニングが注意深くなりすぎます。

 ですのでバックグラウンドにはある程度のビートがあったほうが良いと思っています。

 それから曲同士の関連性ですね。"ストーリー"などというとこっぱずかしいし、ちょっと違う感じがします。音色の相似に注意する程度でいいのですが、そうするとミックスに流れが生まれると思います。逆に流れがないと散漫な印象になる。

 ラストのミヒャエル・ローターはお店にいたお客さんから「この曲は?」という反応をいただけました。この曲のパワーも勿論あるんだけど、それまでがガチャついていたからこの曲がより落ち着いて聞こえたのかなー、など思いました。かけた自分もなんか落ち着いたし。

 チルアウトやアンビエントは思っている以上に難しいかもしれません。

プレイリストの商品がっつり貼付しました笑。聞いてみてくださいましー。




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