2015年10月16日金曜日

「オタク・イズ・ノット・デッド」

◆岡田斗司夫ゼミ9月27日号「オタク・イズ・ノット・デッド」対談原田曜平◆
https://youtu.be/mUb3e-b68a8

面白いです。マイルドヤンキーでおなじみ、原田さんのオタク論。次回はパリピだと!? そちらも楽しみ。いずれも読んでないけど。

・SNS以降の「自身のキャラ付け」→マッチョは最低3ヶ月かかるけどオタクは1泊2日でなれる。
実はアニメ好きでもなんでもなかった僕ですが、アニメが好きな子が増えたなーとは思っていました。

僕はかつてモデルグラフィックスという雑誌を読んでいたので、アニメ本編を見る前からエヴァを語れました。そこそこに。んで、よく考えてみたらガンダムを少々、金曜ロードショーのルパンを少々というアニメファンですらない遍歴を辿っていることに気付いて絶望しているる所です。『十兵衛ちゃん』も一気に見返したけど早くも記憶に残っていません。あれー?好きだったはずなんだけど。やですね、おっさんになるのって。

気を抜いたら自分語りをしてしまう性質ですみません。

ジャパニメーション云々などでアニメを中心にオタクであることが市民権を得たのだろうかと思っていましたが、それよりもSNS上でのキャラ付けという喫緊の課題がオタクを要請したというのがリア充オタク増加の原因のようです。

分かり易すぎるようにも見えますが、そもそも短絡的な要求なのでこれくらい単純な理由が真相でしょう。

ちょっと読んでみたくなったぞ。

これを見て思ったのは「オタクカルチャーも食べ頃だったんだな」ということです。キョロキョロしてたらオタクカルチャーが美味しそうに実っていたんでしょう。

こう、便利に蕩尽されるカルチャー、というのに既視感を覚えます。DJカルチャーがそれですね。自分も完全に便乗組なので苦笑いしかできませんが、CDJ、PCDJツールの一般化、とアニメ同様無料の音楽コンテンツが爆発的に増えたことによって誰しもが1日でDJになれるようになりました。技術的な部分はソフトがやってくれますしね。と、レコードでピッチ合わせが全くできない僕が書いています。

先行世代にとって、いや便乗組でさえ流行が爆発すると一抹の寂しさ感じます。「せっかく俺が見つけた(こう思ってる)カルチャーなのに、つまんなくなっていきそう」。カルチャーにはスノビズムがつきものですから、流布するともう興味が失われていくんですよね。

だからリア充オタクも既に同じことを嘆いていると思いますよ。俺たちのオタカルチャーが使い捨てられていくなー、と。当人も浪費した側なんですけど。

ただ、間口が広がるというのは必ずしも悪いことではないです。面白い才能を掬う可能性が上がるわけだし。
いやー、面白い才能はそういう流行の周囲にはいないからなー、など。

・パリピの「夏のバーベキュー写真」の多さ→花の写真に推移(自然回帰アピール)
あるんだねぇ、そんな傾向。

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