2015年10月17日土曜日

FLOATING POINTSのファーストアルバムリリースがアナウンスされました。あと雑記。

【茶蔵の展示会】只今の会期は島田賛画伯によるイラスト展『THE MILD』
自分以外の人に書いていただくととても嬉しいですね。只今開催中!
10/18はパーティもありますよっ。


【えぇ…】「元少年A」酒鬼薔薇聖斗が有料の配信サービスをスタート
酒鬼薔薇聖斗というと我々同世代の人間には非常にショッキングな存在でした。彼と同学年の人々が17歳になった折には"キレる17歳"といわれ、社会現象になりました。未だに都市伝説でも語られる存在ですし。

それより僕らにとっては「酒鬼薔薇聖斗は自分だったかもしれない」という言説がある程度説得力を持っていたことが重要でした。異常な犯罪者になぜかシンパシーを感じずにはいられなかったんです。何か、僕たちの"世代"の膿のようなものが彼を通じて噴出してしまったかのような錯覚がありました。

ですが時を経て彼が開設したサイトでそれらは一気に過去のものになりました。趣味の悪いコラージュは失笑しか催すことができない。爆笑問題の太田さんがあまりにも普通でショッキングでもなんともない、みたいなことを言っていましたがその通りです。

ということで「魂の触角と触角が絡み合うようなやり取り」なんて言ってますけど陳腐な文字の羅列になるでしょう。たまたま変人が同時代に居合わせただけでした。今はもうこの人に空気を読めない人以上の価値はありません。太田出版が彼をプロデュースしているのでしょうか。

フローティング・ポインツ、待望のファースト・アルバム! ロンドン・シーンの真打ち登場!!

"NESPOLE" OFFICIAL VIDEO
新作収録曲

 さてすっかり前置きが長くなってしまいましたが、待望の語がふさわしいニュース。と思ったら8月末にはリリースされたニュースだったんですね(照)

 サム・シェファード(SAMUEL T SHEPHERD)によるプロジェクト、フローティング・ポインツ(FLOATING POINTS)は2000年代後半から頭角を現したプロデューサーです。

 記事では彼のもう一つのプロジェクトであるフローティング・ポインツ・アンサンブルについての言及が目立ちますが、出世作はフォー・テットの"SING"のリミックスだったように記憶しています。瀧見憲司がフックアップしてたと思います。

FOUR TET "SING FLOATING POINTS REMIX"
 以降、注目度は急上昇し、今ではフォー・テットやカリブーなどと比肩する人気を誇るアクトとなりました。おかげで[EGLO(彼自身のレーベル)]からリリースされる作品はプレス数の少なさもあって即完状態。おかげでフォローできてませんわ(...)

 そういや当初はベースミュージックの範疇で語られていましたが、いま思うとそのカテゴライズが謎ですね。

 ちなみに最初のリリースは[PLANET MU]。クリスピーな音が心地よいです。いやしかしパラディナス御大がガールフレンドを得た後のプラミューは非常に鋭い眼を持ってますね。
"J&W BEAT"



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