2015年10月18日日曜日

帰省。レコ屋行ったら閉店してたよ

週末に帰省していました。久しぶりに独りで、しかもそ自動車での帰省でした。普段は家族と電車で帰っているんです。

いつも静岡のレコードショップのことを調べようとして、それが出来ずにいました。今回はその課題を果たすべく、静岡市の中古レコード店へ行きました。

ドアを開けるとラジオの声、ドアの音に顔を上げたオヤジから「やってないよ。ごめん閉めちゃった」の声。
レコードがみっちりあって、店主がいて、入口が開いていたらそれってもはや開店中じゃん、と思いましたがやったいないんです。寂しい。

なんだよーアナログブームも東京だけかよーあともうちょっと待ってればアナログブームで新譜かったキッズがルーツを求めてここに来るのにー街の中古レコード店が潰れて何のレコードブームだよーHMVだけかよー

他に調べていなかったのでそのまま実家に帰省。

年忌のお経を上げたのは後輩でした。といっても小学校集団登校グループが一緒なだけですが。
すっかり坊主になっていて洒落臭い喋り方もいっちょ前でした。
読経のあとの話もすっかりこなれていて「生意気に坊さんみてーな喋り方しやがって」と思いましたが、坊さんでしたね。

年下の坊主の話がなかなか良かったです。
合掌は知らず知らずのうちに右や左に傾いた自身をもう一度真ん中に、「ピッと整えてくれる」所作であること、合掌をする機会が年末年始、彼岸、盆、また彼岸とだいたい季節に一回ずつうまい具合にあることなど。
合掌が心身を整える所作、という考えがなかなか良くて印象に残りました。なんか仏事を大事にしたくなりました。

もうひとつ、これはローカル情報番組の内容。

静岡のハセガワ模型を紹介していました。
・「なんだかよくわからないが写真が集まった」
当時まだ謎の包まれていたミグ25のそ
資料写真が様々なところから届けられたらしい。「ハセガワなら作れるだろう」ということか。
・「自衛隊から『戦闘機いります?』という電話がかかってきた」
廃棄する戦闘機を展示しないか?という電話だったらしい。遊園地に断られてそれならばとハセガワに電話をかけたとか。

という二つのエピソード。"飛行機のハセガワ"だからこそ経験できた濃厚なエピソードです。
芸に秀でるとこういうワクワクに出会えるのかも。特に少し表現をぼやかしたミグの資料写真の件は想像するとドキドキしてしまう。もはやインテリジェンスの世界に足を踏み入れてますよね。

慣れぬ運転で疲れましたが、サービスエリアで旅情を味わい充実した帰省でした。

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