☆THE MILD年間ベスト☆
COMPUMA meets HAKU 「THE RECONSTRUCTION OF "NA MELE A KA HAKU"」
[EM RECORDS]からリリースされた70年代のシンセハワイアン怪作を"沼い"音楽家・コンピューマがリエディット。原曲の雰囲気も吹っ飛ばす変態性抜群なアンダーグラウンド・ビーツに改変した意欲作。
国内アーティスト/DJが選ぶ2015年ベストディスク・坂本慎太郎編にもピックアップ!
"Hakuの音楽を再構築とあるが、ほとんどコンピューマのオリジナル。途中からでてくる嘔吐のような変態シンセがキモ気持ちよい。"ディープにキマるアブストラクトな音響。 中盤から登場する、オールドスクーリーなエレクトロを思わせるブレイクビーツが酩酊する音の中にシャキッと筋を通します。このビートが入ってくる瞬間がゾクゾクするほどかっこいいのです。
序盤の朴訥としたキックがベルリン・アンダーグラウンド・テクノの雰囲気も醸しています。しかしそれはベルクハインではなく、[ロバート・ジョンソン]であり[Bar25]の空気でした。脇道にちょっと逸れた、マッドだけどファニーな作品です。
事前にこのリリースのニュースを見たときは、もっと抽象的な作品になると思っていました。『SOMETHING IN THE AIR』、『悪魔の沼』など一連のミックス作品のような、あるいはワンオートリクス・ポイント・ネヴァーの作品のようなものを予想していました。どっちかというとアンビエントよりなものというか。
しかし届けられたのはそうした予想を裏切る、まさに12インチマナーなダンストラックでした。
"コンピューマ氏の持論「イカは裏切らない」風に言わせてもらえば
「不純物は裏切らない」 多分。"
BY 2YANG。 引用はこちらから。
2015年雑感。
安全保障法案に関するデモがあり、僕の周囲でも立場を明確に表明する友人がいました。政治の季節というか、そろそろ「お前はどっちだ」と問われる時が来ているような感じがしました。
僕は結局、立場を明確にすることを躊躇したままでした。
ただ、態度を明らかにする際にしばしば攻撃的な言説を取ってしまう、ということには今でも違和感を感じています。
SNSはこう、「カッとなった時」にすごく効率が良くて、怒りを瞬間的に多くの人とシェアすることが可能なだけに気をつけないと自分自身が足をすくわれてしまうと思います。ガツンと文句を言って、"いいね!"が付くと気持ちいいのは確かですが。
音楽に関しては、えー、年間ベストが気にならなくなりました(笑)。今、ピッチフォークとかSIGNとか見てきましたが、なんつーか、50は多いよ。そういうわけで自分のブログの文書を再掲。
ひとつでも多くの音楽を紹介したいという熱意は評価すべきなのでしょう。けれどもそれは貧乏臭いし、”量で押す”のがいかにも前時代的、男性的でついうんざりしてしまいます。情報量ならいくらでも水増しできる時代だからこそ、それらを蕩尽して、質の高いものを紹介するほうがかっこいいと思います。
好きな音楽ですから、落選させるのは辛い作業です。でも「にもかかわらずこれが今年のベストなんだ」という強い評を読みたいです。と、言いながらケンドリック・ラマーは買ってしまいそうです。
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