そういえば地震の一ヶ月前に結婚していて、今年で8年。結婚生活の長さに驚いています。
記憶も既にメディア情報が加味されてそのオリジナリティを失っているとは思いますが、つらつらと書いていこうと思います。多分以前書いたものと内容は重複します。それでいいと思っています。
地震の直後、まともにつながったのはスマホ。SNS。あのあと携帯を買い替えるタイミングでスマホに変えましたな。ガラケーはメールも送れているんだかどうだか、そして届いた先で見れているんだかどうだかわからずヤキモキしました。
それまでスマホに良い印象を抱いていませんでした。アイフォンのなんぼかが出たタイミングで僕も「これからなんだかすげーことになりそうだ」と思いました。パソコン持ち歩くようなもんですからね。
で、周囲の何名かが先に買い換えてそいつらと飲みに行ったんですけどそいつら飲み屋でずーっとスマホ見てて。スマホはつまんない奴らを面白くするくらいのパワーを持っているもんだと思っていましたが、つまんない奴に何持たせてもダメですね。
ということでスマホは人をつまらなくさせるガジェットだと思っていました(多分それは正解)。けれど地震のあの時サクサク連絡が取れているスマホを見てこれは買い換えねば、と思った次第です。
で、その時ツイッターを見ていた人が善意で拡散したのが"エレベーターに閉じ込められている"という偽情報でした。今思うと示唆的ですよね。ていうかそのデマがTLに顕れたのって地震から1時間も経過していなかったんですよ。明確が悪意があったのだろうか、今では判然としませんがイタズラというにはあまりにも酷いというか。だから千葉のコンビナートが燃えてるとかもすぐ信じられませんでした。
あと苦い思い出としては「電源をシェアできなかった」こと。避難先で電源独占してました。主に携帯の充電。他人に交代で使いましょうと言えませんでした。それはまだちょっと後悔してます。それがでかいアクシデントとかにはならなかったんですけどね。
あと、個人的には「平衡」という感覚をこれまで以上に大事にするようになったきっかけになったかもしれません。これは2019年時点での所感です。当時僕たちは電気を使いすぎだってことでパチンコ屋に営業自粛を求めていました。僕個人は実際にパチンコ屋にクレームを入れるとか行動をとることはなかったんですけど、実際そうあるべきだと思っていました。
今考えるとまあまあ混乱していたな、と思えるのですが僕は容易に偏った考えに陥る人間だということがわかりました。その後も違うところで失敗してます。
だから魅力的な情報こそ疑う、「他の見方はないか」と考えることが肝要だと感じています。
今年はまあそんなところで。
0 件のコメント:
コメントを投稿