2019年8月23日金曜日

スーパーオーガニズム雑感

SUPERORGANISM『S/T』を聞きましたよ。新譜だと思っていたら昨年リリースなのな。


スーパーオーガニズム(SUPERORGANISM)は、イギリスロンドンを拠点とする多国籍インディー・ポップバンド。メンバーはリードヴォーカリストのOrono Noguchi、Emily、Harry、Tucan、Robert Strange、Ruby、B、Soulの8人。彼らのセルフタイトルのデビューアルバム『Superorganism』は、2018年3月2日にDomino Recording CompanyとHostess Entertainmentを通じてリリースされた。
(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0_(%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%89))

なんとなく参照できそうな過去が思いつきそうで、思いつかない。ワルっていうかルーディっていうか。

強引にバレアリックムードを云々することもできるかもしれないけど、多分そういうのはあんまり気にしないで、ビール飲みながら聴くのがいいサウンドです。

一番の特長はユルさ。国籍の異なる八人が集まって何かやろうってなるとこれくらいのユルいところが着地点になるんですよ、なんて妙に納得したり。
なんか、一昔前の多国籍バンドだったら妙に爽やかハイテンションだったと思うんですよ。ジプシー・キングスの"ボラーレ"みたいな雰囲気のヤツをやるような。
けどそうではなくて絶妙なところでキメてくれるセンス。それがナウいっす。

↓かっこいいです。マーイン♫

まあ僕なんぞが気にするところではないんですけどビデオクリップ見るとヴェイパーウェイヴの雰囲気のようなものを感じます。あんま詳しくなんだけど。
そこだけはダサくて笑、逆にそこが信頼できます。

けっこうね、このユルさが大切だと思っています。大げさにいうと連帯に必要な"ユルみ"、言い換えれば寛容さ。
それは"同調圧力"と呼ばれる、強烈な不寛容に覆い尽くされたこの国でしなやかにサバイブするヒントではないかと思います。
んで、どうせサバイブするんだったら、かっこいい方がいいですよね。それがスーパーオーガニズムなんですよ。

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