2019年9月22日日曜日

THE JG'S 『S/T』

The JG's(ザ・ジェイジーズ)は1985年から1992年にかけて活動した、日本で最初のリミックス・ユニットである。活動当時最高峰のデジタル機材であったフェアライトCMIやシンクラヴィア等を用いてHi-NRG系の楽曲をエディットしてリミックスを行っていた。
(The JG's - ウィキペディア)

trfで活躍するDJ KOOとhマークのキャップの方が有名ではある(汗)、dj hondaが在籍していたリミックスユニット。個人的には「リミックスユニット」がわかるようで捉えづらいんですが、「Hi-NRG系の楽曲をエディットしてリミックスを行って」とあるので、まあそういうことなんだろうと。
妙に角度をつけた画像に

全員カッコイイ。現代人からは減衰したギラつきがものっそいです。

プラネットロックを思い出させるエレクトロビートで幕を開ける本アルバム、個人的注目曲は "FRANKENSTEIN"!
クレジット見て「へぇ」と思った程度でしたがエドガー・ウィンターの文字を見つけ「ハーヴィの代名詞のアレかよ!!」と聴く前からブチ上がったわけです。

BPMもグッとアップされてかなりアレンジが加えられております。ベキベキに鳴りまくるベースは日野皓正氏の次男、賢治氏。情熱的なパーカッション、メガミックス的喧騒を感じさせるサンプリング...原曲がわかんねえ。
意識して聞いてベースが例のメロディを弾いている所がありますが、一聴してそれと気付くのは難しいです。

曲自体かなりカッコ良いです。シカゴハウスっぽい。


それよりも87年くらいの時点で"フランケンシュタイン"がダンスミュージックとして意識されていた、という点に驚きました。
ダンスミュージックとして意識されていなかったものを当世のDJディガーが掘り当てたもの、なんというか「現代において再発見」されたものと勝手にイメージしていたものですから。
僕がその曲を知ったのが2007-8年くらいだからそう誤解した可能性が大いにあるんですけど、同時に80年代のフロアでは想像以上に様々な曲がプレイされていた事が予想されます。

いやほんと、ヴァン・マッコイのハッスルみたいなのが延々と流されいるだけだと思っていたもんですから、実はかなりディープな選曲がなされいただろうことにビビっております。

うまいことリンクを見つけられなかったので各自ディグするのを宿題にしてこのブログを書き終えようと思います。

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