2020年1月4日土曜日

「ガンダム監督・富野が吠える~ロリアニメの罪・天才の罪

 
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http://www.mag2.com/m/0001148694.html
...ということで面白い内容だったのでがっつり抜粋。こうやって茶を濁して

女の子向けのアニメというのは二重構造になっています。
一重構造は「小さなお友達向け」ですね。つまり女の子がみて「かわいい!」とか言って、憧れたりするようなお話になっています。
 しかし、二重構造目としては「大きなお友達向け」になっている。大きなお友達ってのはなにかっていうと、まあ、オタクなお兄さんであるとか、お姉さんであるとか。もしくは、娘と一緒に平和な顔してアニメを見ているパパが、実はヨコシマな心で見ている。そういう二重構造ですね。
そういうアニメを作る人間も売る人間もこの二重構造のことをよくわかっているんです。そして、「この二重構造は子供にはバレない」と思っているんです。
でも、富野さんが「本気で作ったものは必ず子供に伝わる!」っていう話をされていたんですね。

つまり、子供向けの部分はいわゆる外側のガワ構造であって。まあ、ちゃんとは作ってるんですけども。より熱量が高い、本気度が高いものっていうのは、そのロリアニメのロリの部分なんですよ。
 結果、それを大量に見た女の子たちが十数年後、今、20歳になって恋愛不全現象を起こしている。

これ、ほんと面白いなって思ったんです。岡田斗司夫さんがいうところ、バイセクシャル、同性愛をカミングアウトする女性が増えていると。で、女の子たちに隠していた、バレないつもりの「女の子っていうのはかわいいんだ! そして、愛でるのがいいんだ!」というアニメの作り手側の"本気"が伝わってしまっている、というお話。

自家撞着でもないし、なんていうのこれ。「そんなはずはない」というのと「そうに違いない」というのがばちばちとぶつかる感じがしませんか?

で、これが恋愛不全にまで論が飛躍するところがまた、いい。
草食男子なんて言葉も今は昔。女性が女性の愛らしさに気づいてしまったという点。
萌え、ロリの今まで語られなかった影響が前景化されたのかもしれません!

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