2020年1月5日日曜日

亡国の甘い誘惑っちゅう話を。

以前、勤めていたところ(どこかは内緒)が下り坂で、「会社の倒産に立ち会いたいなぁ」などと考えていました。案外潰れないもんです笑


んで、国でも会社でも、あらゆる組織で「ダメになってく」過程ってあると思うんです。最近だとやおらステーキが供されるお店なんかが話題ですよね。このダメになってく過程でふと「潰れたらどうなるんだろ」という甘美な想像に身を任せてしまうことが、自分たちが思っている以上にあるんじゃないでしょうか。

今の日本がそう、なのかどうかわかりません。ただ悉く検証を不可能にするような振る舞いは危険だなと思います。

やることなすこと裏目に出る時なんかはこの思考が無意識のうちに激しくドライブしているんじゃないでしょうか。

例えばほら、シヴァ神て「破壊と創造の神」だったりするわけで、創造するためには更地にしないといけないんですよ。特に色々な事柄がこんがらがって来た時なんかシヴァ神が人々の心に顕れてしまうんです苦笑
もっと卑近な例をあげれば狭い交差点で対向車とかち合ってしまった時。急いでいても狭い道路側の車が出ないことにはその道路に進入できない。

滅ぶことは新たな誕生を予感させるということが我々の意識の奥底に眠っている、そんな気がします。

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