2020年1月8日水曜日

世界大戦は起こらない、が。

ソレイマニ司令官殺害と米イラン関係の行方
トランプ大統領の命令の下、バグダッド空港近くにいたイランの革命防衛隊クッズ部隊(Quds Force)司令官のソレイマニと、イラクの親イランシーア派民兵組織であるカタイブ・ヒズボラの指導者であり、イラクのシーア派民兵の連合体である人民動員隊(PMU)の副司令官であるムハンディスが殺害された。

めちゃくちゃ大事件。これにより戦争が勃発、ひいては世界大戦になるのでは、という懸念があります。

米イラン関係の緊張が高まり、イランによる「復讐」がなされ、それに対してアメリカが反撃するということになれば、この対立が武力紛争へとエスカレートする可能性は高い。しかし、イランはアメリカと正面から戦争をすることは可能な限り避け、少なくともイランからアメリカの攻撃を誘発するようなことはしないと思われる。
国力、軍事力の差から全面的な戦争状態にはならないそう。しかし、ソレイマニはイランの英雄だそうで、報復攻撃は免れないと思われます。
今後イランの報復攻撃の標的になることが予想されるのがイラクに駐留するアメリカ軍、またバグダッドのアメリカ大使館です。ホルムズ海峡の封鎖はないと上記の記事では書かれていますが、原油の流通の洋書ですから心配です。"無制限潜水艦作戦"みたいなことになると怖いです。

イラクの米大使館近くにロケット弾 トランプ氏はイランに「52の標的」と
05/01/2020
バグダッドで米大使館や政府機関が集まる「グリーンゾーン」と呼ばれる地域で、米大使館に近くにロケット弾が着弾した。そのほか、バグダッド北で米軍が駐留するバラド空軍基地にも、複数のロケット弾が撃ち込まれた。
トランプ氏は「もしイラン政府がアメリカ人やアメリカの資産を直撃するなら」、米軍は「非常に素早く、かつ非常に強力に、イランとイランの文化にとってきわめて高レベルで大事な標的、イランそのものを攻撃する」と続け、「アメリカはもうこれ以上の脅しはいらない!」と強調した。
1/5現在、思ったより緊迫感増してますけど...。ただアメリカもイラク戦争が今も尾を引いていますし、イランへ直接侵攻するのは避けたいのではと思います。イランの中東での影響力を考えるとアメリカも軽率な行動はできない。

大統領選を見越したトランプのスタンドプレー?だとしたら危なすぎる。

首相、中東情勢への言及避ける

おい、外交の安倍よ。

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