2020年3月22日日曜日

100日後に死ぬワニという漫画がTWで話題になりました。3/20が死ぬ日で僕も2日前くらいからは追っかけましたよ。

で、死んだらすぐに書籍化発表でがっつり醒めたという。

作品の余韻を味わえたら書籍化のニュースももうちょっと異なる印象だったかもしれないという意見があり、首肯した次第です。

下手したら最終話よりも前に書籍化がTLにでてきた人もいただろうしね。拙速だったのは確か。

しかしどんくらいかね、余韻期間。3日?7日?もっと?
企画する側としてはその期間すら怖かったのかもな、とちょっと思いました。もしくはバッシングすらバズと計算に入れたのかもしれません。
かなり早い段階で作者の友人が事故で亡くなっていることなんかがリリースされたしね。

ところでこの漫画の魅力って100日必要だったことに尽きると思います。

100日もかけたら読者が勝手に感動を膨らませますがな。植物育てる的な感動というか。
はからずも作品が時間をかけることの魅力を教えてくれています。にしては終了後の展開の速さがなんとも残念です。

作品のピークは3日目くらいの「注文したけど届くのが半年後」みたいな買い物のシーンでした。あれ見て「ワニくんそれ使えないじゃん!」と、なんか愕然としたんですよね。
全話読んでないけど、それを多用しなかったのは作者の手腕だなーと思います。
でまあ、死ぬのをわかってて読む妙な心持ちがなんとも言えない感慨を産みました。

で。これまとめて読んだらキツいんじゃないかと心配してしまいました笑 ほんとお節介もいいとこなんですけど。1日で、数十分で読んで何か心に引っかかるか...うーん、そこまでのパワーは無いと思いますねぇ。やっぱ100日必要なんですよ。

くまの子がケーキ屋やってるのとか、売れたっぽいんでこれも売れるかもなんですが、どうなんだろ。

子供に読ませたい、なんて人もいるかもしれません。なんとなく、それはそれでアリ。児童書は長く読まれるから、そっち方面で売り出すのがいいかもしれません。

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