2020年4月12日日曜日



友人が作った日本のハードコアパンクセット(笑)
容赦なくかっこいい。これは海外から問い合わせあるんじゃないでしょうか。

さて、ここ数日は書いておかねばと言う使命感もあったが、それよりもやってられっか的に呑んだくれており、更新が滞った。

・4/9 休業要請「2週間見送りを」 西村担当相、7知事に打診

西村経済再生担当相が七都府県知事で、休業要請を二週間程度見送るよう打診した
「外出自粛を第一段階として、その効果を見極めてから」
この期に及んで「コロナさん2週間待ってクレメンス」って。なんのための緊急事態宣言だったんだか。

・4/10 スピード感削ぐ国・都対立 休業要請で溝、野党は批判 緊急事態宣言
「一晩で何百万円と稼ぐ銀座の高級クラブにまで補償はできない」
例えばイギリスは上限金額を決めているものの、賃金や売り上げの8割を補償だったかな。この時の国会のアレの答弁を見ていたが、発言に後ろめたさを感じなかった(完全に僕の主観です)。「飲食店の売り上げは相当な金額になる/これを全て補償などできるはずがない」とかそんな感じ。これはやはり政府が現在を平時の延長線上だと捉えているからこその発言だ。
もしくは日本に本当に金がないということなのだろうか? あんまり悪びれる様子がなかったのでついそう思ってしまった。

4/12
つうことで今日。ホームセンターはむしろ混雑してましたよ。外出を忌避する様子は全くなく、むしろ外出先を探している感じだ。僕も自粛感がもう薄れてしまっている。これを後悔するのだろうか。

『100分de名著』で以前放送していたカミュ『ペスト』を放映。恐ろしいほどの予言性。震えた。もし見ていなかったらぜひ見て欲しい。特に序盤、オラン市のお偉方と医者が会議するとこで"今この状態をペストが流行してるかのように振る舞う"云々のシーン!その、「事態はやばいのは分かってるのに現実を受け入れられない感じ」が現在の状況をそのままスケッチしたかのようだった。
https://plus.nhk.jp/watch/st/e1_2020041112258


あと、なんかね。政府の無策っぷりを攻撃したいがためにいつの間にか「感染拡大を望んでしまう」というこの気持ち。すごく怖い。
このまま政府が手を打たないまま終息した場合、僕らは間違っていたどころか「火事場泥棒(補償金泥棒っつうか)」の汚名を背負う可能性すらある。
つまり、「政府の対応が誤っていた」となるのはさらなる感染拡大という結果が出なければならない。
だから政府のケチっぷりを非難している僕らは、本気で気を付けないとcovid19のさらなる拡大を望みかねない。自らの主張の正しさのために。その願望には近しい人の死が含まれていないのだ。けど、感染が拡大するということは、自分の大切な人を失うということに他ならないことを肝に銘じておきたい。

0 件のコメント:

コメントを投稿