2020年4月8日水曜日

二階さんが「人との接触を七割八割減らすなんてできるわけが無い」とコメント。ほんとなめくさってますね(笑) なんだよあくまでお願いベースって。

...と思ったんだけど、二階さんのこの態度、彼なりの祈りなんじゃないかな、と思った。自分が平静でい続けることで社会状況も平時を保つ、みたいな。
言い換えると思考停止&思考放棄っつうのかな。二階さんもまあお爺さんなので、現況を結構本気で受け止められないでいるんじゃないだろうか。大したことではないと一生懸命思い込もうとしている。
これはよく言われるんだけど「ウイルスは忖度しない」。これまでそれこそ「忖度ベース(笑)」で動いてきたため、現在は色んな準備をする余裕が全く持てていないんじゃないだろうか。だからもう思考放棄した。

という状態なので自分と周囲がウイルスが感染することを想像できない。イギリス首相が集中治療室に入ったとしても。

なるべく平時のままで行きたい国(政府)と緊急事態をなるべく短期間で済ませたい都の考え方に若干の齟齬が生じている。

わかりやすいのがホームセンターの自粛。国は重要な生活インフラ拠点として営業継続させたいが都は自粛要請のリストにホームセンターを入れている。なんせじいさんばあさん集まるし。

国はやはり現在を平時の延長線上に捉えている。ウイルス感染と共存していく覚悟なのかもしれない。
いっぽうで東京都は現在を異常と捉え、異常な期間を出来るだけ短く終わらせたいと考えている。

これ、どっちも正解なんだと思う。国のプランは経済活動へのダメージを最小限にしたいが感染を拡大させ手に負えなくなる可能性がある。
東京都の収束を出来るだけ早めることで経済活動へのダメージを抑えようとしている。しかし自粛期間に廃業失業を大量に生み出し、収束後の経済活動が鈍いまま推移してしまう危険性がある。

緊急事態宣言の対象となったけど、とりあえずなにも変わらない首都圏の各県は「自粛と補償がセットなのでおいそれと自粛要請を出せない」として身動きが取れないでいる。
要請を出す権限はあるけど補償は国と協力しないと難しいっぽいので、やっぱりお願いしかできない。

ていうか4/6には緊急事態宣言を出す方針を固めたんだから7、8、9くらい対象自治体の知事と政府で話し合えばいいのに。

とまあ、宣言発出からまだ一日だが、ホントなんの変化もないという。いや、休業は増えたのか。僕に全く変化が訪れなくて少しがっかりしているのだ。

今後の予想としては
東京都も政府のプランに追従する形を取り、最低限の自粛要請のとどまる。でその間実際は感染者は着実に増えるもその報道はなされず(なんなら前日より新たな感染者の発生が減ったら『ゴールが見えた』的な報道すら出るだろう)、4/20週に医療現場が限界を突破して都市封鎖。

なんせほっときゃひと月で感染者が80000人になるっつってんのに実質感染防止は講じないからね。

予想が外れますように。

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