2020年7月27日月曜日

7月下旬の雑感メモ

ここ最近、新型コロナウイルスの新規感染者数が日毎に最多を更新する日が続いた。東京都は300を超えた日があり、大阪でも最多を更新した。


検査数が増えれば感染者数も上昇するのはわかるが実際はどうなのだろう。Twitterを見ると症状が出ても検査を受けられない、という報告を見る。

4月あたりと比較して、死者、重症者が少ないので数字の増加を怖がらなくてもいいとする意見がある。僕も今のところそれに同意している。が、今後はどうなるか不明だ。また、死亡者数が本当に正確なのかという疑問も残る。

根拠は弱いが新型コロナウイルスに関するあらゆる数字が恣意的なものであるように思う。


本来なら今週末がオリンピックの開幕だった。その経済的な穴埋めだろうか、Go Toキャンペーンというものが始まり、国内旅行が奨励された。

僕も実家から「帰ってこなくていい」と言われたが、みんなもなかなか遠出する気にならないと思う。実際のところこのキャンペーンは効果があるのだろうか。旅行会社の悲鳴以外の声はまだ聞こえてこない。


それから池江璃花子さんが「本当だったらオリンピック開幕の日」に国立競技場に登場した。

オリンピックを強行しようとして新型コロナウイルス対策の初動に遅れが出たとされている。まして感染者数が増加しているさなかに「来年絶対オリンピックやろうね」とか言われてもその気になれない。

また病気を克服すべく頑張っている池江さんをこういった場に担ぎ上げることが「政治利用」に見えて嫌だった。まして他の人より感染リスクが高いだろう彼女を引っ張り出すとは。


いやしかし、アスリートにとって自国開催のオリンピックは僕たちが思う以上に重要なものだとも思う。思い入れは僕らの想像をはるかに上回っているだろう。

その思いを無碍にしていいのか、正直迷う。長野オリンピックの時は歓迎ムードだったと思うんだけどな(その後の施設の運営費とか問題はあったが)。東京オリンピックはどうして歓迎できてないんだろう。

ていうか政治側が「オリンピックは中止!」と言って市民が「やれよ!」とぎゃーぎゃー騒ぐのが本来の姿なんじゃないの。政治に関わる人はつまんない人=生真面目な人だったんじゃないのか。

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