2020年12月20日日曜日

 数日前にcovid-19感染者数が飛び跳ねた。数字は忘れた(たぶんその辺は春よりずっと鈍感だ)。菅首相肝入りのゴートゥーキャンペーンは順次中止になるようだ。


この間ラジオで陽性判明後0日から53日で死んだ人がどうのこうのという話をしていた。1人だけかもしれないが検査結果が出たその日に死んでいるのだ。さすがに怖い。


病床も不足が懸念されている。ウイルス感染が確認された人は隔離するのが良いようだが、入院施設が足りなくなってきているらしい。宿泊施設で日数を過ごす手段も取られているが、対象者の急増は病院以外の宿泊施設も不足させるかもしれない。


春の感染者数よりもはるかに多いが緊急事態の宣言はない。経済活動と感染拡大防止のバランスを取るためだろう。僕は依然として感染拡大防止を優先すべきだと思っている。でないと経済活動ができない。尻込みしてしまう。


経済活動は健康的な生活の保障を基礎としている。感染防止は経済活動の基礎なのだ。そこを見誤っていると思う。

例えば、ピクニックに出かけたとする。さあお昼だ、となったらちゃんと座れて景色が良くて、日陰になっている場所を選ぶだろう。気を抜いたら流される激流の中とか、登山道の途中で食べようとはしないはずだ。...まあ、そういうチャレンジングなランチに挑む向きもあるかもしれない(ちょっと面白そうだ)

経済活動だって最低限健康が確保されていてはじめて成り立つ。というか今までだって病気になったら欠勤していた。...多少の風邪なら行ってたか...よう考えたら今まで健康、全然軽視してたな。ひでえ社会だ。

とはいえ、治療薬が確率していない病気になる可能性はさすがに考えていなかった。急激に悪化して死ぬ病気なんですよ。そら尻込みしますがな。


そういうわけで、感染防止と経済活動は矛盾しない。まず感染防止、それが確立してようやく経済だ。カネがなければ死ぬしかないってのもわかる。だからそこを補償する。

補償金額が実態に則していないのは明らかだ。まず冷静に損失額を計上する。政府はやってます感を出してないで、現実的な数字を算出しなければならない。ニュースを見ていると補償金額が一日の売上にも満たないような数字だったりする。つまり、政府は現実を直視できていない。本当の損失額は途方もない数字だろう。でも、キリキリ痛む胃をさすりながらその数字を出さなければならない。そしてそれを補償する。ウイルスの蔓延は誰のせいでもない。政府が悪いわけでもないし、市民のせいでもない。天災なんだから分け隔てなく補償する。


まずはそこからだ。


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