2021年1月28日木曜日

蓮舫氏「言葉伝わらない」 菅首相「失礼ではないか」 コロナで応酬
 首相は「そこは大変申し訳ない思いであります」と陳謝したが、蓮舫氏は「もう少し言葉はありませんか」と追及の手を緩めなかったため、首相は再度「心から大変申し訳ない思いであります」と頭を下げた。 
 それでも蓮舫氏は「そんな答弁だから言葉が伝わらないんですよ。そんなメッセージだから国民に危機感が伝わらないんですよ。あなたには首相としての自覚や責任感、それを言葉で伝えようとする、そういう思いはあるんですか!」と激しい言葉で畳みかけた。

 いや、取れよ言質を。蓮舫氏はいわゆる"呪い"をかけにいっている。この質問、同回答しても蓮舫氏に怒られるのだ。そうして回答する元気、発言する意欲を奪っていく。...と言うのは一般社会における"呪い"の話であって政治でやるんじゃねえよと。

 この場合、謝るんなら医療体制の拡充の具体案を示せとか、GoToに1兆円の予算を組むならそのカネを医療従事者 32万人に300万円ずつ給付してはどうかとか、色々ツッコミを入れることは出来るし、ガースーも支持率浮揚に謎のリップサーヴィスとかするかもしれないんだからそれを掬い取るのが野党の仕事なんですよ。

 蓮舫氏をフォローすると、煽って失言待ちだったかもしれない。今回の質疑でも「最終的には生活保護がある」とかぶっかましてるので(https://www.asahi.com/articles/ASP1W5RWYP1WUTFK00N.html)、ちょいちょい突くとボロが出る。ま、そりゃいいんだけど、政策で勝負してほしいよなと思う。

 プロレス政治というか、立憲は敵役がすっかり板に着いてしまって政権奪取する気があるのか疑わしくなる。何かというと政局に持ち込みたがるが、地味でいいから政策の問題点を指摘し、自分たちだったらこうする、とか表明してほしい。いや、対案は必ずしもなくていいとは思うけど。上の記事だったら「そんな答弁だから言葉が伝わらないんですよ」じゃなくて答弁の問題点を指摘し、回答してほしいことを明確に伝えるべきだ。自民党は市民を馬鹿にしているが、立憲も同じくらい市民を馬鹿だと思っているのだろう。「市民にわかりやすく"やってる感"を伝える質疑」とか考えてんじゃないかな。

 そうするとれいわ新選組なんかに期待しちゃうんですよね。騙されやすい、ちょろいと言われても僕は山本太郎氏の演説の動画に感情を動かされる。しかし一方で僕が信頼しているこなたま(https://twitter.com/MyoyoShinnyo)さんが山本太郎氏の危険性を幾度となく述べている。正直こなたまさんの述べる全てを理解できていないだろうし、なんだよいけず、と思っている部分もあるが「こなたまさんが危ないと言っているのだから山本太郎に全額ベットはやめとこおう」と思っている。

 となると国民民主党・玉木雄一郎か。あの人は民主党のトラウマからある程度自由だ。民主党のトラウマというのは僕の憶測だが、「実際に政権を取ったら公約を実現するのがとても難しく市民も自分たち自身も絶望してしまった/こんなことなら政策なんて考えるんじゃなかった」と言った類のものだ。これにより、今の立憲は政策を論じることなく与党の揚げ足を取りながら「それってセイキョク!」と言い続けるマンになってしまった。玉木氏は政策提案型の野党を標榜して立憲と袂を分かったので立憲とは姿勢が異なるように感じる。

 共産党とな。僕はいつも共産党に死に票を投じている熱心な共産党ファンなんですよ。

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