11月にも書いていたが、また書いてしまった。多分面白そうな予感がしているのだろう。
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近い将来男性美容は今より基準が上がると予測している。今は「美容に気を付けた方がいいけど美容に気をつけていることがバレると引かれる」状態だと思う。自分を価値判断の基準にするのは危険だが、この状況分析はいい線をついていると思う。
まだまだ男が美容だなんだというの腑抜けている、軟弱だという価値観は残っている。いっぽうでBTSなんかを見てると化粧もバッチリでずいぶん色っぽい。
だから現在においては化粧水を使用し、でも使用していることを吹聴しないのが無難だ。
近い将来「汚い男はNG」と「男性美容は軟弱」という矛盾は解消される。でないと男性がキツいからだ。男性は矛盾する価値観を同時に持つことが下手なのだ。
その前段階で「男は一切のケアをせずかつ美しくあるべき」という無理なテーゼが提出される(ほんとかよ)。まずは汚男NGが先鋭化するのだ(嫌煙家の反応を参考にしている)。その後「汚いよりマシ」として男性美容が世間に承認される。
価値がビビッドに変化する例として、喫煙がある。2006年(から数年後くらい)まではJRの駅ホームに喫煙所があった。1999年から思い出すと駅ホームの数カ所に灰皿→ホームに喫煙スペースが設定されそこ以外は禁煙に→私鉄各線のホームは全面禁煙(JRの方が禁煙化が遅かった)...とまあこんな感じだ。
2003年頃は特定のババアとすれ違う度に歩きタバコを注意された。2021年の今、歩道で喫煙しようと思うことさえ無くなった。自動的に喫煙所を探すようになった。
私はこの変化を窮屈だと感じていない。ひと昔前まで歩きタバコを平気でやっていたのだから窮屈に感じて当然のはずだが、全くそう思わない。路上で喫煙をしている者を見たらむしろ蔑むだろう。見事に価値観が変化している。
(と、これを書いて数日したら久しぶりに歩きタバコを見かけた。がっつり蔑んでしまった。)
似た事例としてし2020年から始まったマスクの準強制がある。個人的にはマスクをしたくないが、この先マスクを着用して外出が基本になりそうだ。基本というより着用しない者は人扱いされなくなるかもしれない。むしろ現在はその傾向が強い。
禁煙とマスクの価値観の変化を見れば明らかなように、同調圧力を伴って男性の美容は一般化される。
...と偉そうに書いていたが正月に入ったカフェの店員の若い男性はきちんとメイクしていた(BTS風味だ)。気が付いたら男性の美容は私が考えているよりもずっと普通になっていた。
ということはおっさんが化粧する日は私が考えているよりも早く到来する。今更なんだけど化粧と美容は別物?
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